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2017年2月19日18:00
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堀井紀子さん訃報
堀井紀子さん(ほりい・のりこ=前篠山市いずみ会会長)2月16日午前9時52分、がんのため自宅で死去、56歳。自宅は篠山市真南条中236ノ1。葬儀は18日、おこなわれた。喪主は夫、祥平(しょうへい)氏。
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2017年2月19日18:00
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第509問
青垣中学校3年生の畑田森夢さんが、全日本選手権に初出場するスキー種目は?
1.モーグル
2.ハーフパイプ
3.クロスカントリー
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2017年2月19日18:00
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仕事と生活の調和配慮の4社参加 2月24...
「ワーク・ライフ・バランス就職フェア」(丹波市、ハローワーク柏原など主催)が2月24日午後1時半から木の根センターで開かれる。仕事と生活の調和、子育てサポート、女性活躍推進の各認定を受けたコープ柏原、正峰会、東洋電機、パナソニックライティングシステムズ春日工場の4社が参加する。就業時間や日数応相談、常勤、正社員への登用あり、などの求人を出している。無料託児あり(1歳半―就学前まで、要予約)。
会場に、保育園・子ども園への入園相談、職業相談の窓口を設け、専門家が相談に乗る。参加料無料で男女不問。問い合わせは同ハローワーク(0795・72・1070)。
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2017年2月19日18:00
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のこぎり山開発隊 参加者募る
丹波市春日町大路地区で、「おおじのこぎり山開発隊」が結成され、荒廃した登山道の整備を行っており、地区内外から幅広くボランティアを募っている。初回の1月29日は雪のため、山に入ったのは7人で、2月26日から活動を本格化する。
開発隊は、「おおじ創生会議」が地域のシンボルである三尾山周辺の登山道整備の一環として結成。鋸山は三尾山から東に延びる山で、今後は月に1回の予定で活動する。2回目は、午前9時に三尾荘に集合し、登山道の倒木整理作業に従事する。今回は、同町中山の三尾山登山口から鏡峠を経て三尾山方面を目指す。飲み物、軽食が必要。
開発隊の活動の様子を知らせる会報も発行する。3月は19日午前9時に三尾荘に集まり、作業を行う。
申し込みは三尾荘(電・ファクス0795・75・1777、月・水・金曜の午前9時―午後5時)、岡田さん(090・3657・3292)。
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2017年2月19日18:00
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巨木や草花語る 樹木医・橋本さんが講演...
多紀連山のクリンソウを守る会(樋口清一会長)は2月26日午後1時半―3時、篠山市民センター(篠山市黒岡)で、樹木医の橋本光政さん(姫路市)を講師に迎え、県内の名木や巨木、野草などについて聞く講演会「花追いの旅」を開く。参加者を募集している。参加無料。
橋本さんは、元高校教諭。退職後、県立人と自然の博物館主任研究員、兵庫県立大学講師などを歴任。現在、樹木医のほか、県自然保護指導員、県みどりのヘリテージマネージャーとしても活躍している。「兵庫県の樹木誌」「ひょうご巨樹・巨木100選」「図解植物観察辞典」など多くの著書がある。
守る会事務局、津田さん(090・3702・2751)。
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2017年2月19日18:00
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三四郎池
ひと月ほど前、俳句の先生と「角川短歌賞・俳句賞」の授賞式と角川賀詞交換会に出席した。初句集で『俳句』編集長にはずいぶんお世話になったお礼も言いたく、親しい句友にも同伴してもらう。俳句雑誌でよく見る俳句界の錚錚たる人たちに会えるだけでわくわく。日帰りで東京なので、少し早めに出かけて吟行もしようということに。
東京といっても広い、何度も行ってはいるが文京区本郷にある樋口一葉が住んだ菊坂、そして一葉がよく通った質屋などを見たあと、東大の赤門を目指す。少しお腹が空いてきた。そこで先生の提案で東大の学生食堂へ。私は親子丼(三百六十円)、先生は新幹線の中で早くに駅弁を食べたのでケーキセット(二百三十円)。句友はラーメン(三百五十円)。学生ばかりではなく、私たちのような高齢のミーハー族、観光客も混じっている。もちろん洋書片手に持参の弁当を食べる東大生も。その後、目的の三四郎池へ。本来の名前は「育徳園心字池」だが、漱石の小説「三四郎」で、憧れの女性「美禰子」と出会った場所であることから三四郎池と呼ばれるようになった。樫や楠などの常緑樹のほか、飯桐や藪椿の大木や桜の大樹など、樹齢百年を超える樹々がうっそうと茂っている。この日は池に溜った落葉を掻き出す作業をしていた。鴨が数羽いて、早速句帳を取り出す。
今年は夏目漱石生誕百五十年だとか。小説の他にもすぐれた俳句をたくさん残した漱石。時代を越えて読み継がれていることの素晴らしさに改めて感銘。
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2017年2月19日00:50
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美健康サロン「an Reve(アンリーブ)」
波指法とホルミシス
オールハンドで行う「波指法」と、低放射線が新陳代謝を促し免疫力を高めるホルミシスを中心にしたエステサロン。リンパの流れを良くし、細胞から元気になるよう体質改善を促し、むくみやセルライト、肩こり、疲れ、冷えなど女性特有の悩みの解消を助ける。
お試し価格で全身(100分)7800円、フェイシャル(60分)3000円。
経営者の藤井香代さん(日本波指法協会認定セラピスト)は「健康で美をめざすお手伝いをしたい」と話している。
店舗をネイルサロン「レジーナ」(090・8445・6024)とシェアしている。
丹波市氷上町市辺198-3 市辺サニーコートD
tel.090・2709・3910
営業時間/午前10時―午後7時(最終受付)
不定休
完全予約制
http://an-reve.crayonsite.net/
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2017年2月19日00:38
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篠山市福住・天王峠に投棄ごみ2㌧ 住民...
写真・ごみを撤去する住民ら。ここ以外にも何個所も大量のごみが捨てられている=篠山市福住で
篠山市福住と大阪府能勢町を結ぶ天王峠の国道173号沿いの斜面に、長年にわたる大量の不法投棄ごみが堆積している個所が見つかり、地域住民らがこのほど、回収作業を行った。ごみ量は回収した分だけで約2㌧、タイヤ30本にも及んだが、峠全体ではここ以外にも不法投棄されている個所が何カ所もある。2月16日には篠山市、能勢町、丹波県民局環境課、大阪府池田土木事務所の担当職員らが現場を確認し、不法投棄ごみの防止対策について話し合った。
福住地区の住民らが、間伐時などに使う作業道の点検をしていた際、幅約20㍍、縦約100㍍の斜面いっぱいにごみが散乱、堆積している個所を見つけた。国道沿いの狭い待避所から投げ捨てられたごみが雨水などと一緒に流れ、斜面の下へ下へと堆積していったとみられる。待避所近く一帯にはフェンスが設置されているものの、その個所だけ設置されていなかった。国道から下を覗き込むように見ないと分からないような急斜面で、人の目が届かなかった。
市に相談し、市保健衛生推進協議会の助成を活用して空いた個所にフェンスを設置。さらにこのほど、市職員や地元自治会ら16人が半日がかりで回収した。
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2017年2月19日00:37
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巨岩撤去が本格化 市島町谷上 小さく砕...
写真・すでに小さく砕け始めた巨岩。3月末ごろまでに撤去の予定=丹波市市島町谷上で
丹波市豪雨災害の土砂崩れによって谷の中に大きく露出した、市島町谷上の巨岩の撤去作業が本格化する。岩に穴を開けて膨張する薬剤を注入しており、今後、小さく割れた岩を運び出す作業を進める。
丹波土木事務所の事業で、氷上興業(丹波市春日町棚原)が請け負っている。同事務所によると、巨岩は縦4・5×幅7・5㍍×奥行き4・5㍍ほどで、重さは約200㌧と見込んでいる。地上から60㍍ほどの位置にある。
地元の要望もあり、巨岩の撤去を決定。近くに民家があるため爆破はできず、小さく砕いて運び出すことにした。巨岩に30㌢間隔で深さ1・5㍍ほどの穴を数百個開け、薬剤を注入。薬剤が膨張すると岩が小さく割れ、巨岩の真下に設置した足場に溜まる。それをモノレールでふもとに運び下ろす作業を繰り返す。すでに岩は割れ始めている。
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2017年2月16日18:20
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薬王山照仲寺(丹波市春日町下三井庄)
法道仙人により開基、のち比叡山延暦寺を総本山とした天台宗の古刹。県道を少し入った所にあり、「一隅を照らす」と彫られた石柱の傍を通り、立派な鐘楼山門(1687年再建)に辿りつく。そこには鑿(のみ)の切れも鋭い獏が、迎えてくれる。
境内へ入る。大般若堂(1722年再建)が佇む。そこの木鼻の彫り物が珍しく、唐獅子の代わりに麒麟と象、一方は牡丹と獏である。そして、兎が月夜の琵琶湖の波の上を奔る竹生島文様が目に入る。さらに少し高まった所の薬師堂(1677年再建)に近づく。拝殿向拝の虹梁の上に定番の竜の彫り物が目に入ってくる。よく視ると頭部がなく、ほぞだけが残っている。何かの拍子に、後年滑落したのだろう。他にもこの事例を見た。竜は、最初思っていた一木造りが寄木造りと悟ったのだ。再建後ずいぶん経ってからの彫り物だが、作風から中井権次正貞と正次親子の合作と思考される。
中井権次研究家 岸名経夫
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2017年2月16日18:19
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大倉山観音寺(朝来市和田山町岡)
国道9号線を法道寺交差点で左折して山間の集落の方へ数キロ進んでいく。静かな落ち着いた風情の地区である。戦国時代この地域には竹田城の支城として阿曽沼氏が守っていた山城があちこちあったらしい。法道寺城、芳賀城、そして岡城などである。この岡城の麓に佇む大倉山観音寺にしつらえられた中井権次一統の彫り物を探し求めて出かけた。
大きな石に大倉山観音寺と見事な字で彫られた門柱を右に見て一歩を踏み入れた。ここは但馬西国33カ所札所になっており、八重咲きの見事な椿が満開であった。まず客殿に近づく。狭い梁間に竜の彫り物がしつらえられている。左前方を睨み、緑色に変色した銅線の髭、いろが風化により赤色が褪せて見える眼、宝珠は右端にある。木鼻の定番の唐獅子と象も風化が激しいが見事なものだ。本堂入口の梁間には松と元気のいい鷹がいる。龍の裏面に丹波柏原町彫刻師上田柏山(本名源次郎)とある。
中井権次研究家 岸名経夫
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2017年2月16日18:18
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「チェーンソー講習会」参加者募集 2月...
丹波篠山木の駅実行委員会(篠山市垣屋、079・593・1150)は2月26日午前9時半―午後3時、同市東木之部の里山などで開く「チェーンソー取扱講習・メンテナンス講習」の参加者を募集している。
山仕事ができる服装(あればヘルメットも)で参加し、チェーンソー(あればゴーグル、丸やすりなども)のほか、昼食、飲み物は持参すること。東木之部農事センターに集合。参加費500円。事前に申し込みが必要。
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2017年2月16日18:17
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畑田森夢さん(青垣中3年) スキー・モ...
フリースタイルスキー、モーグル選手の畑田森夢(りむ)さん(青垣中3年)=ゲンゼSC所属=が3月23―26日に富山県南砺市で開かれる「第37回全日本スキー選手権大会」(全日本スキー連盟主催)に初出場する。五輪選手、ワールドカップ選手も出場する国内トップを決める大会の出場権を中学生ながら獲得した。モーグル選手の2人の姉の背中を追って競技を始め、今季から最上級者のA級大会に参戦している。「五輪で金メダルを取ることが目標」と大きな夢を胸に、練習に試合に励んでいる。
高校教師の畑田幸廣さん(52)=丹波市青垣町口塩久=の三女。長女の繭さん(22)=武庫川女子大スキー部、次女の萌香(もか)さん(20)=早稲田大スキー部=の3姉妹で競技を続けている。
保育園の頃から、冬場は姉が通う長野県内のスクールに帯同し、芦田小5年生ごろから本格的に競技を始めた。昨年B級で好成績を残し今季からA級で社会人、大学生、高校生らと戦っている。国内トップら25人前後が出場する全日本選手権は、昨年の「ハチ北CUP」(A級大会)で8位に入り、特別枠で出場権を手にした。
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2017年2月16日18:12
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明治維新
高校の日本史は幕末前で時間切れ。最後の授業で「何でも自由に書け」と言われ、「明治維新の結果、日本は近代化し西洋列強の植民地化を免れた。長州、薩摩の下級武士の活躍で世界に伍す国家が出来たのはすばらしい」と書いてかなり良い点をもらった。▼ただ長じてから、司馬遼太郎の「坂の上の雲」に見られる明治の“陽”のイメージが、どうして「大東亜戦争」の“陰”の時代につながっていくのかが疑問だった。▼近刊の「明治維新という過ち」(原田伊織著)は、脳天をたたき割るような本だった。「日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」と副題がつき、高杉晋作も坂本龍馬も、勝海舟までもが一刀両断に切られている。▼「“尊皇”派、“佐幕”派入り乱れて戦った幕末の動乱は徳川幕府、有力諸藩の間での権力闘争に過ぎず、最後の勝者となった薩長、厳密には長州が作り上げた神話こそ“明治維新”」という要旨。▼そもそも当時の文書に『御一新』はあっても『明治維新』なる言葉は見当たらず、昭和になって軍部が『昭和維新』を言い出してから後付けで登場したという。▼「幕末史」(半藤一利著)も、原田氏ほどの過激さはないものの、やはり「“官軍”“賊軍”」史観が陥りがちな陥穽を説く。「大政奉還」から150年の今年、高校の授業の続きを独習しよう。(E)
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2017年2月16日18:11
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初めての救急外来
取材では何度かお邪魔したことがある県立柏原病院の救急外来を2月14日の朝、初めて受診した。前日の夜中から経験したことがない下腹部の痛みが続いた。会社に一度顔を出し、その後受診しようと午前6時半ごろに自宅を出たが、運転中に座っていられないほどの痛みを感じ、車を停めては休むといった有様で、病院の受付時間まで辛抱ができず7時半ごろに受診した。内科の医師と研修医の2人に診てもらい、CTを撮ってもらって尿路結石と診断された。
S医師が「これが石ですよ」と指さした画像の先は白く、確かに石のようなものがあった。よく知られた病名で、噂では痛いと聞いていたが、本当に痛かった。痛みをうまく説明したかったが、例えようがなく、「睾丸を蹴り上げられたような痛み」と言ったような気がする。
痛みに耐えながら、たちの悪い病気だったらどうしようと不安だったが、診断がついてほっとした。病院でトイレに行ったら幾分痛みもやわらいだ。尿とともに体外に石が出たのかもしれない。その際、「カラン」という音がするとも聞くが、その音は聞こえなかった。(足立智和)
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2017年2月16日18:10
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心の壁
25年前、ネパールで出会った台湾人のメイフェイは、「インドへ行きたいけどなかなかビザが取れないの」と嘆いていた。インドとネパールの出入国に関して何ら問題のない日本人には考えられないことだった。アメリカのワシントンでは、アジアから養子に来た子どもたちが幸せに暮らしていたし、7人の兄弟姉妹が全員海外からの養子というユダヤ人の女性もいた。ニューヨークでは、世界各国の人々が忙しげに行き交っていたし、ケニアでは、動物と砂漠と大きなお月様がぽっかり浮かんでいるだけの片田舎で、必ず開いていたのは架橋のお店だった。マレーシアでは、イスラム教徒もヒンズー教徒も仏教徒もキリスト教徒もごっちゃになって、モスクから1日5回響き渡るアザーンや、色彩豊かで前衛的なヒンズー教寺院、もちろん仏教徒のお寺も、クリスチャンのための教会も雑多に混在しながら共存していたし、タンザニアでは、道を聞こうと英語で話しかけたらフランス語しかわからないとたどたどしい英語で答えられたし、タイでごみ箱を漁っていたのは白人ホームレスだった。エジプトのシナイ山では、フランス人と喧嘩をしたし、ニュージャージーでは、店に入ったとたん「あら、英語話せない娘が来たわ」と。
多種多様な人種が国に関係なく一生懸命、日々生きて生活を営んでいるのを見てきた。インドからネパールへは歩いて国境を超えた。振り返って見てみると、目に見える境界線など、どこにも存在していなかった。
(土性里花・グループPEN代表)
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2017年2月16日18:09
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鳳鳴高19回生 卒業50周年で“文化祭” ...
篠山鳳鳴高校19回生(1966年度卒業)の有志らが、卒業式から満50年となる、2月25、26の両日、篠山市民センター(篠山市黒岡)で、それぞれが取り組んでいる趣味の作品などを展示する作品展を開く。「鳳鳴健児! 50年経っても“活き活き”文化祭」と銘打ち、半世紀ぶりの文化祭を企画した団塊ど真ん中世代の卒業生らは、「50年生きてきた喜びを分かち合えれば。多くの人に見てもらい、『自分たちもやってみよう』と思ってもらえたらうれしい」と話している。
呼び掛けたのは、元生徒会長の水船和夫さん(68)=三田市。卒業から半世紀がたち、同期生(408人)の中には他界した人や病と闘っている人などもいる中で、それぞれが取り組んでいる活動を発表することを通して、生きている喜びを分かち合うことや、飲み会だけでなく、文化都市篠山で育った者として表現の場を持とうと、“大人の文化祭”を企画した。
地元篠山をはじめ、三田や神戸、京都など近郊から、東京や愛知などで暮らす33人が呼び掛けに応じ、書やちぎり絵、水彩画、丹波木綿、丹波焼、彫刻、川柳、ビーズアクセサリーなど約130点を出展するほか、フルート演奏、銭太鼓などもあり、多種多様な作品・活動が一堂に会することになった。
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2017年2月16日18:08
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丹波大同窓会 30歳60人が交流
写真・記念撮影に収まる丹波大同総会の参加者ら=丹波市氷上町本郷で
「丹波大同窓会―三十路だよ!全員集合!」が2月11日、ゆめタウンポップアップホールで開かれた。今年度に30歳になる丹波市在住、出身者、ゆかりのある人ら約60人が参加。旧交を温めたり、新たな出会いを楽しむなどした。
参加者は食事やゲームなどを通して交流した。同級生のシンガーソングライター、足立大地さんが「柏原駅」「ゆめタウンへ出かけよう」などのご当地ソングを歌い盛り上がった。また、谷口進一市長とちーたんも参加し、記念撮影した。
代表の足立晋也さん(同市山南町奥)は「ゲームや食事などさまざまな催しでみんな和気あいあいと盛り上がったと思う。開催して良かった」と話し、「来年もぜひ30歳を迎える人に企画してほしい」と継続を期待していた。
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2017年2月16日18:06
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丹波市山南町・常勝寺 伝統の「鬼こそ」
写真・本堂で足を踏み鳴らしながら歩く鬼=丹波市山南町谷川の常勝寺で
「鬼こそ」の名で知られる厄払いの伝統行事「追儺式」が2月11日、常勝寺(丹波市山南町谷川)で行われた。長い髪に飛び出した目、大きな口をした鬼4匹が、足を踏みならしながら回廊を歩くと、見物客らはしきりにカメラのシャッターを押していた。
同寺開山の法道仙人が、鬼を改心させたという言い伝えにちなんだ行事。
無病息災や五穀豊穣などを祈願する法要の後、ほら貝などが鳴り響くなか、法道仙人役の藤本晃基君(久下小3年)に先導され、藤本まんさん、足立裕也さん、足立祐貴さん、藤本靖さんが扮する赤鬼、青鬼がのっしのっしと歩いた。
ご利益があるとされる松明を、鬼が庭に投げ入れると、縁起物にあやかろうと見物客らが取り合った。
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2017年2月12日18:00
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地域医療支援グループ「ささゆり」代表 ...
兵庫医科大学ささやま医療センターを拠点に活動する地域医療支援グループ「ささゆり」(21人)の代表。同センターの受付案内や周辺の清掃、ロビーでのコンサートや各種展示会の開催などを通して、医療スタッフ、来院者や入院患者に笑顔を届けている。昨秋には同センターから感謝状を受けた。
市自治会長会の会長を務めていた2008年当時、兵庫医科大篠山病院は存続問題に揺れ、隣の丹波市では県立柏原病院、柏原赤十字病院がともに医師不足で疲弊していた。「これで篠山病院もなくなれば大変なことになる」と強い危機感を持った。病院側は「撤退」でほぼ固まっていると聞いていたが、市内の自治会長に署名を呼びかけ、同大学へ直接届けた。
「もちろん行政の後押しで存続が決まったのだろうが、市民の意思を感じてもらったと思っている」。存続が決定し、新センターの建設が始まったころ、体調を崩して篠山病院へ入院。病床から工事の進ちょくを眺めたこともあり、「人一倍、愛着がある」と笑う。
センターがオープンすると、存続してくれた恩返しにと、玄関周辺に花を植えたプランターを並べたのが始まり。以来、仲間を募り、10年に「ささゆり」を結成した。「ボランティアは、人からの評価を期待していたら続かない」が持論。普段の活動は「さりげなく」を心掛ける。ただ、「草刈りなどをする“男手”がもう少しほしい」。
「人は失くして初めて気付くこともある。でも、命を守ってくれている病院は、なくなってからでは遅い。病院はあって当たり前じゃない」。そんなメッセージを発し続けている。75歳。