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2017年3月23日18:59
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宮田の多波見さん母娘 三世代の染織を展...
篠山市宮田62の多波見和子さん(69)と、娘の小椋香代さん(40)が3月25―27日の3日間、自宅で「はなみずき作品展」を開催する。木綿や絹、麻などを草木で染め、手織りで着物やショールなどに仕上げた作品約380点を展示する。2人が染織を始めるきっかけとなった和子さんの義母で、10年前に93歳で他界した房子さんの丹波木綿の作品も併せて紹介する。和子さんと香代さんは、「親子三世代による作品展。手染め、手織りのあたたかい肌触りを感じていただき、少しでも心温まってもらえれば」と、来場を呼び掛けている。一部販売もある。各日午前10時―午後5時。
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2017年3月23日18:59
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両腕がないシンガー レーナ・マリアさん...
社会福祉法人山路福祉会(丹波市山南町野坂)が5月26日午後7時から、丹波の森公苑でスウェーデン出身の両腕がないゴスペルシンガー、レーナ・マリアさん(48)のコンサートを開く。前売り券を発売している。
生まれつき両腕がなく、左足は右足の半分の長さという原因不明のハンディキャップがあった。3歳から水泳教室に通い、1988年のソウルパラ五輪で好成績をおさめた。ストックホルム音楽大学で声楽を学び、ゴスペルシンガーとして世界各国でコンサートを開いている。
「レーナ・マリアコンサート実行委員会」が全国10カ所でコンサートを展開。関西で唯一、丹波の森公苑で開く。前売り2500円。手話通訳あり。当日券は3000円だが、前売り券完売の場合は販売なし。
前売り券申し込みは、同法人に電話(0795・77・3240)か、名前、住所、電話番号、チケット枚数を書いて、ファクス(0795・77・3282)、Eメール(yamazi@crux.ocn.ne.jp)。
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2017年3月23日18:56
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春日町棚原の山本浩さん生産「丸春土井」...
写真・基幹種雄牛として4月から凍結精液が県内農家に配布される「丸春土井」
黒毛和牛の最高級ブランド、但馬牛。丹波市春日町棚原の但馬牛繁殖農家、山本浩さん(73)宅で生まれた「丸春土井」(5才)が、県内にわずか12頭しかいない、雌牛に精液を供給する基幹種雄牛に作出された。氷上郡、多紀郡時代を通じ、丹波地域で初めての快挙で「長い改良の成果。産地としての価値が一つ高まった」と関係者は喜んでいる。4月から精液供給が始まり、県内の雌牛に種付けされ、丹波市生まれの父親の血統を持つ牛が肉牛として生産され、およそ3年後に市場に出回る。
一般的に但馬牛の肉は雌と去勢。雄子牛は去勢され、県の基幹種雄牛産出対象になったもののみが雄牛として育てられる。
JA丹波ひかみによると、近年、丹波市内の繁殖農家から母牛が選ばれるようになったが、生まれた子が雌であったり、雄であっても途中の選抜でふるい落とされ、種雄牛に届かずにいた。
「丸春土井」を産んだのは、山本さんが飼っている雌牛「みやこ」。父はスーパー種雄牛「丸宮土井」。「丸春土井」は、但馬牛の遺伝的多様性に貢献できる期待があるほか、種を付けて生まれた子の発育が良いうえ、枝肉重量が大きく、脂肪交雑が高くサシが細かいなどが優れているとして、父に代わって「12頭入り」を果たした。
生まれた時の体重は通常25―26㌔だが、「丸春土井」は31㌔あり、「生まれた時から大きかった」と山本さん。県に買い取られるまで7カ月間、特段病気もせず、すくすく育ったという。
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2017年3月23日18:52
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丹波並木道中央公園内に「太古の生きもの...
写真・4月1日にオープンする「太古の生きもの館」=篠山市西古佐で
篠山市が丹波並木道中央公園(西古佐)内で建設を進めてきた「太古の生きもの館」が完成し、4月1日にオープンする。篠山市内では世界的にも貴重な哺乳類化石を、丹波市側では丹波竜化石を産出している地層「篠山層群」についての学習や体験が行える施設。市は、「化石や篠山層群を生かした体験学習の拠点にしていきたい」と話している。25日に竣工式や内覧会を開く。
施設は木造平屋建てで、建築面積約127平方㍍。恐竜の骨格標本や化石、説明パネルなどを設置した展示室(約34平方㍍)と、市民ボランティアらが化石を含む岩石のクリーニング作業などを行う「市民研究所」(約92平方㍍)、化石の石割体験学習スペース(約35平方㍍)を備える。
骨格標本は、篠山市内で見つかっているアーケオケラトプスやデイノニコサウルスなど。また、展示する化石は、子どもたちが校外学習の際に発見したカエルやトカゲなどの化石を活用する。
入館は無料。施設管理には市化石保護技術員1人を配置する。事業総額は約4280万円(うち2分の1は県が補助)だった。
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2017年3月23日18:51
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田ステ女俳句ラリー 「句碑の庭」が完成...
写真・完成した「句碑の庭」=丹波市柏原町柏原で
柏原町の生まれで、元禄4俳女のひとり、田ステ女にちなんだ「俳句ラリー」の20周年を記念し、俳句ラリー実行委員会がたんば黎明館前の道路向かいのスペースに「句碑の庭」を作った。3月20日に除幕式が開かれ、関係者ら40人ほどが見守る中、同ラリーの選者の句が彫り込まれた碑が披露された。
「句碑の庭」は約30平方㍍。故・丸山哲郎さん、宇多喜代子さん、木割大雄さん、坪内稔典さん、故・山田弘子さんの直筆の句碑が5基、並んでいる。句碑は高さ60―120㌢、幅50―180㌢ほどの丹波市産の自然石。5基以外にも、かわいらしいステ女像と、「雪の朝二のじ二のじの下駄のあと」の句を刻んだ碑も据えられた。
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2017年3月19日18:00
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柏原で初の雛めぐり 4月1日、100円笑店...
柏原自治協議会、まちづくり柏原、観光まちづくりの会は、柏原町商店街の活性化や回遊性を高めるため、雛飾りを巡るイベント「雛めぐり」を新年度から実施することを計画。そのプレイベントとして、4月1日午前10時から、同商店街で行われる「かいばら100円笑店街」(丹波市商工会柏原支部主催)と同時開催し、機運を高める。
篠山市で行われている「丹波篠山ひなまつり」(今年は3月18―26日)を参考に、柏原町商店街の商店や民家などに雛飾りを展示。観光客や買い物客が歩き回ることで、商店街の魅力を感じてもらう。また、柏原厄除大祭(2月)と田ステ女俳句ラリー(5月)の合間の新たな定期イベントとして位置づける。
今回は住民から20セットの雛飾りを借り、▽タツマビル▽関学スタジオ(みなと銀行向かい)▽たんば黎明館▽丹波新聞社▽ギャラリーるり―の5カ所のほか、商店や民家10軒で午後3時まで展示する。黎明館と無鹿では江戸時代の雛飾りも登場するという。5カ所を巡るスタンプラリーを実施し、先着70人に景品をプレゼントする。抽選会場は柏原自治会館。
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2017年3月19日18:00
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喧嘩にならないよう
3月15日に開かれた篠山市議会での一幕。「かつては丹波=篠山だった。ふるさと丹波元気アップ促進プロジェクト、たんばふるさと学、移住相談ワンストップ丹波―など。これ(丹波)がどこを指すか、明確に言えますか?」。議員からの一般質問に対し、酒井隆明市長が語気を強めた。
市内の3団体が、合併20年となる2019年をめどに市名を「丹波篠山市」に変更することを検討するよう要望書を提出し、市長が、「調査する」としていた件だ。
質問した議員は、「市名よりも重要な課題がある」とした。一方、市長は、前述の例を挙げながら、「丹波市ができて10年以上がたち、混同、混乱は手が付けられない状況」としながらも、「まずは冷静に。賛成だ、反対だ、とやると喧嘩になる」とし、慎重姿勢を見せた。
質問議員は、「決める際は住民投票で」と求めたが、市長は、「どのように決着させるかは検討していない」。
決着の年まであと2年。篠山市民の意見はもちろんのこと、丹波市民、あるいは私の郷里、京丹波町民の意見も取材したい。喧嘩にならないことを願う。(森田靖久)
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2017年3月19日18:00
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国際女性デー
三月八日が「国際女性デー」というのは、日本ではあまり知られていない。一九七五年に国連が定めた記念日で、一九〇八年、アメリカで女性たちが賃上げなどを求めるストライキをしたのがこの日であるとか。今から九十九年前の一九〇八年は明治四十一年、日本から初のブラジル移民船が出た年。また文壇では夏目漱石が活躍、女性は家庭を守るのが普通で、アメリカのように女性のストライキなど考えられない時代だった。それから百年近く経った。時代は大きく変わり、女性を党首とする国も多い。でも日本はどうだろう。先日のM学園騒動の中、名誉校長を現首相夫人が引き受けたが、様々な問題が発覚したあと辞退。このM学園の方針では、女性は家庭で良妻賢母としてあるべきという考え方のようだ。そんな学校の名誉職を一旦といえ引き受けた夫人の気持ちが分からない。
世界経済フォーラムの男女格差(ジェンダーギャップ)指数で、日本は一四四カ国中、一一一位、下から数えた方が早いというのが情けない。最も気になるのは、外国で少女たちが、戦争の犠牲となり、奴隷のような扱いを受けているという現実。平穏に見える日本でも、若い女性に対するストーカーから殺人に至る事件やタレント募集と称してアダルトビデオの出演を強要される等々、女性の弱さを狙う事件は増えている。男性の本質と女性の本質は確かに違う。それは認め合い、補い合って社会の一員として働ければ一番いい。国際女性デーと名付けなくてはならない現実こそ問題なのかもしれない。
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2017年3月19日18:00
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第513問
今月26日、篠山城大書院で、女優の熊谷真実さんが語るのは何物語?
1.竹取
2.うつほ
3.源氏
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2017年3月19日18:00
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漱石と赤木通弘
今年は、夏目漱石の生誕から150年。丹波地方には漱石と関わりのあった人が少なからずいる。私立鳳鳴義塾の第3代塾長を務めた赤木通弘もその一人だ。篠山市出身の大安榮晃さんが書かれた論文を読み、最近知った。▼明治31年3月に鳳鳴義塾の塾長に着任した赤木だが、その2カ月前まで熊本の第五高等学校で英語を教えていた。そのときの上司が5歳年上の漱石。赤木は帝大(東大)卒業後、漱石に誘われて五高教師となった。▼哲学科専攻の赤木だが、英語力は相当なものだったろう。しかし、当時の英文学のトップランナーだった漱石にすれば、赤木の英語教育は歯がゆかったようだ。大安さんは、漱石の指導を全面的に受け入れるか、漱石も一目置くほどの英語力を持っていない限り、漱石主任下での英語教師はやっていられなかったという。▼赤木は任にたえられず、五高を去った。「どれほどのプレッシャーを赤木にかけたか。これでは、赤木は居場所もなくなり、神経衰弱になろうというものである」と、大安さんは書いている。▼赤木は明治35年9月まで鳳鳴義塾の塾長を務めた。隣の氷上郡では34年に、島崎藤村の小説『破戒』のモデルと言われている大江礒吉が旧制柏原中学校の2代目校長に就任した。赤木と漱石、大江と藤村。興味をそそられる。(Y)
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2017年3月19日18:00
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弁理士 萩森学さん(篠山市西新町)
JT定年後に資格取得
特許を取ったり、デザインを意匠登録したり、商標を登録したりするための特許庁への手続きを代行する弁理士の資格を、JT日本たばこ産業を定年退職後に取得。3年前に篠山の自宅で事務所を開業した。兵庫県内には特許事務所が100ほどあるが、都市部に集中しており、県では最北端の事務所という。
京都大学農学部を卒業後、同社に就職。バイオテクノロジーなどの研究に従事した。2004年から綾部市にある、農研機構傘下の西日本農業研究センターの研究拠点で勤務。篠山の実家に戻り、綾部に通った。
6年前に定年を迎えた。定年後も社会とのつながりを持ちたいと、弁理士の資格取得に挑んだ。「研究者は発明をするのが仕事。その発明を権利化するのが弁理士」といい、研究者としての経験を生かせるのではと思った。阪神間の教室に毎週通うなど受験勉強に励み、合格した。教室では生徒はもちろん先生も年下だった。
11歳からバイオリンを始め、篠山中学校3年生のとき、篠山を拠点にしたメロマン室内管弦楽団に入団。高校、大学時代もコンサートに出演した。就職後は楽団から遠ざかったが、篠山で「魔笛」や「こうもり」の公演があった際には、駆けつけて団員として出演。Uターンしてからは楽団に復帰し、今、代表を務める。篠山との絆は太い。
篠山市商工会から「デカンショ」の商標登録出願の依頼を受け、商標登録を受けた。団体商標であり、市商工会の会員は「デカンショ」商標を指定商品・役務に使用できる。「デカンショ商標が篠山の経済振興に役立つなら、弁理士としてこれに勝る喜びはありません」と話す。65歳。
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2017年3月19日18:00
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丹波市氷上町油利の山本浩子さん 市内3...
丹波市氷上町油利の山本浩子さん(50)が、丹波市内で5年ぶり3人目の女性栗剪定士の認定を受けた。今年度から従来の実技に加え、ペーパー試験も行われた中での合格。「そんなにしんどい作業ではないので、女性でも十分できる。もっと技術を磨き、多くの人に栗栽培の楽しさを伝えたい」と話し、栗に関心のある女性グループを立ち上げようと声かけを始めている。
「ヒロちゃん栗園」の屋号で、嫁ぎ先の父が植えて20年になる自宅前の約45㌃の栗園を管理している。長く放置されたせいで園は荒れ、7年前に夫に促されて栗を拾った時は小粒で、木も弱っていた。翌年はさらに貧相になっていた。
そんな時、青垣の女性2人が丹波市初の女性栗剪定士になった記事を丹波新聞で目にし、「これだ」と思い立ち、県丹波農業改良普及センターに講座受講を申し込んだ。年に2度、県立農林水産技術総合センター(加西市)に通ったほか、普及センターやJA丹波ひかみの講座を受講。丹波市栗振興会の先輩たちのほ場を見学し研鑽を重ね5年かかって認定を受けた。「今年から筆記試験があり、『去年のうちに合格しておけば』と悔やんだが、知識は身に付いた」と、長かった道のりを振り返る。
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2017年3月19日18:00
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篠山市杉の山本清さん 畑崎記念ファッシ...
篠山市杉の山本清さん(71)が、大手アパレルメーカー「ワールド」(神戸市)の創業者、畑崎廣敏氏(80)が設立した「畑崎記念ファッショナブルエージング賞」を受賞した。51歳で脳出血の後遺症を負ってからリハビリに励み、夫婦で「障がい者スポーツ指導員」の資格を取得して障がい者と健常者とのスポーツ交流を進めていることなどが評価された。山本さんは「身に余る賞をいただき感謝している」と喜び、「東京五輪・パラリンピックの選手輩出を目標に指導に励みたい。地域でのユニバーサルスポーツの推進に、より一層力を入れていきたい」と抱負を語った。
年齢を重ねても、明るく健康で、内面が充実した生き方を実現するため、県内で地域密着の社会貢献活動に取り組んでいる個人や団体を表彰しており、▽健康づくり▽知的活動▽社会奉仕活動―の3分野がある。4回目の今年は、5人と1団体が選ばれた。山本さんは健康づくり分野での受賞。
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2017年3月19日00:54
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「あぐり丹波いちご園」
好きな品種を好きなだけ
3000平方㍍のビニールハウスで2万7000株のイチゴが高設栽培されており、色づいたものをその場で摘んで味わう。酸味が少なく甘味が強くて大粒の「かおり野」、酸味があり果実がしっかりした「とちおとめ」など9品種があり、味の違いを楽しめる。子どもには、果肉がやわらかく酸味が少ない「あき姫」が人気。
60分間食べ放題で、練乳やチョコ練乳などを持ち込み、イチゴにかけて食べる人もある。丹波地域のほか、神戸、大阪からの客が多く、50人、100人といった団体も。土日を中心に春休みは混雑しており、予約は早めに。
丹波市氷上町新郷1174-1
tel.0795・86・8070
入園受付/10:00~14:00
休園日/月、火曜
料金/小学生以上1800円、3歳以上小学生未満1200円、3歳未満600円
ホームページ http://www.gyosai.net/
※完全予約制(電話、ホームページで)
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2017年3月19日00:39
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100人で丹波市内を駅伝 4月23日開催 参...
写真・「丹波市100人駅伝」への参加を呼びかける実行委員たち=氷上住民センターで
100人のランナーでタスキをつなぎ、丹波市6町を駆け抜けるイベント「丹波市100人駅伝」(同実行委員会主催)が4月23日午前8時15分から、氷上住民センターを発着点とするコースで行われる。参加を募っている。松本佳則代表は、「3回目のイベント。駅伝で交流を深め、つながり作りの場になれば」と話している。
同センターをスタートし、6町すべてを通って同センターにゴールする。安全に配慮しながら、景観の良い場所を走る。
初の試みも実施する。ランナーの現在位置が分かるように、スマートフォンのGPS機能を活用。走っている場所と映像を、同センター体育館に設けたスクリーンに映す。位置情報は、フェイスブックのイベントページでも確認できる。
また、これまでは市内在住者に参加を限っていたが、丹波市の魅力を知ってもらう機会にしようと、市外の人も出場可能とした。
対象は小学1年生からで、年齢やスポーツ経験などを考慮し、一人ひとりが走る距離を決定。おおよそ、1人100㍍―3㌔を走る。
参加費1500円。4月2日午前10時からと午後1時半からの2回、同センターで事前説明会を開く。出場者は原則、参加する。詳細は「丹波市100人駅伝実行委員会」で検索を。松本代表(090・3948・3622)。
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2017年3月19日00:38
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篠山市西町の「陶々菴」 お雛様なりきり...
写真・お雛様になりきって撮影などを楽しめるギャラリー「陶々菴」=篠山市西町で
3月18日から開幕している「丹波篠山ひなまつり」の会場の一つ、篠山市西町のギャラリー「陶々菴」で、衣装を着て男雛と女雛になりきって撮影などを楽しむコーナーが設けられている。金屏風を背景にした姿は等身大の“リアルお雛様”だ。
撮影セットには、金屏風などのほか、瓶子が載る三宝も用意。簡単に身に着けることができる衣装や、手作りの冠などを載せて撮影を楽しめる。
企画した同ギャラリーの今村俊明さんは、「初めての試み。地区内に飾られた雛飾りを愛でながら来てもらい、自分がお雛様になりきることを楽しんでもらえたら」と話している。
同月26日までの午前10時―午後4時。土、日、祝日には布バッジづくりのワークショップも開く。駐車場は、市営西町駐車場を。
問い合わせは、今村さん(090・7884・6651)。
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2017年3月19日00:37
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春日町の民宿「花ひろ」 リニューアルオ...
写真・リニューアルオープンした「丹波の家 宿花ひろ」を切り盛りする阿部さん=丹波市春日町国領で
農家民宿「丹波の家 宿花ひろ」(丹波市春日町国領1124、阿部弘子さん経営)が、1カ月ほどの長期滞在ができるようリフォームし、3月19日にリニューアルオープンした。隣接する農地を使って野菜栽培もでき、料理も自分たちで楽しめる。宿を拠点に長期に渡って生活してもらい、丹波の良さを知ってもらって定住につながればという思いを込めている。阿部さん(69)は、「自宅にいるような感覚でゆっくり過ごしてほしい。丹波を知る場にしてもらえれば」と話している。
宿には8畳と6畳の和室が1部屋ずつと、娯楽室などがある。今回新たにキッチンや風呂場を設け、洗濯機も設置。田舎暮らしを存分に体験してもらおうと、約250坪の農地も自由に使え、作物を育てられる。
「花ひろ」は2006年、自宅の空き部屋を開放する形でオープン。阿部さんが夫の昌弘さん(74)とともに、宿を切り盛りしてきた。これまで1、2泊のお客が多かったが、田舎の暮らしを知ってもらうには、滞在期間が短いと感じていたという。昌弘さんは「丹波に移住しても、その土地に合わず、数年で都会に帰る人もいた。少しでも長く滞在してもらうことで、土地の風習などを知り、自分に合った生活をしてほしい。その手助けができれば」と話す。
田舎の自炊も体験してもらおうと、食事の提供はなくした。夫妻が育てている野菜を使って料理してもよい。阿部さんは「丹波ファンを増やしたい」と話している。
1週間滞在は2人で2万5000円(水道光熱費など含む)。それ以上の期間は要相談。これまで通りの短期滞在にも対応する(食事なし)。花ひろ(0795・75・0898)。
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2017年3月19日00:36
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丹波新聞社主催交流グラウンドゴルフ 両...
写真・両市の愛好家が同組でプレーした交流大会=丹波の森公苑グラウンドで
丹波新聞社が主催する「第11回丹波市・篠山市グラウンド・ゴルフ交流大会」が3月17日、丹波の森公苑グラウンドで行われた。両市の約450人が80組に分かれ、3ラウンド24ホールで戦った。交流を目的にした大会で、仲間のプレーに一喜一憂しながらホールポストを目がけてボールを打った。
開会式で、大会長の小田晋作丹波新聞社会長が「新しい友だち作り、仲間の輪を広げて」とあいさつ。大会実行委員長の稲継貞美丹波市グラウンドゴルフ協会長は「日頃練習で培った腕を十分発揮し、良い成績をめざしがんばって、張り切ってプレーを」と激励した。
選手宣誓は、前回大会覇者の芦田拓雄さん(丹波市氷上町井中)。「心の交流を広めつつ明るく元気にプレーすることを誓う」と堂々と宣誓した。
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2017年3月16日19:43
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井上拓哉君・谷口嘉紀君 柏原出身2球児...
甲子園球場で3月19日から始まる選抜高等学校野球大会に、共に柏原出身の谷口嘉紀君(2年)が所属する神戸国際大附属高校(兵庫)と、井上拓哉君(3年)が所属する創志学園(岡山)が出場する。共に右投げ右打ちの外野手で、学年は井上君が1つ上。崇広小の少年野球チーム「柏原スターズ」、柏原中時代は中学生硬式野球「氷上ボーイズ」と同じ球歴を歩んだ。野球を始めた頃から目標にしていた甲子園の舞台に立つため、それぞれ強豪校に進学した。目標の甲子園出場をかなえた2人の持ち味は、そろって打撃力。「打つ姿を見てほしい」と話している。初戦は、神戸国際大附属が23日の東海大福岡(福岡)、創志学園は21日の福岡大大濠(同)。
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2017年3月16日19:43
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米国車
アカデミー賞で監督、主演女優賞をとったミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」を観たら、こんな場面が。パーティーからの帰り際、彼女から「ボードの私のキー取って」と頼まれた彼、「車種は?」「プリウス」「たくさんあってわからないよ」。再三登場する愛車をトヨタが無償提供したのか。トランプ氏がきっと地団駄を踏むだろう。▼シカゴ在住の日本人の友人が言うには、「日本車のねじはセンチ規格で米国内にもメンテ網がしっかりある。米国車が日本で売れないのはインチ規格で修理に往生するからだろう」。そう言えばやはりセンチ規格のドイツ車はよく見かける。▼大統領が言う「関税」は70年代にとっくに片付いていて、日本に入る車の関税はゼロ。要は米メーカーの姿勢の問題だ。80年代、「プラザ合意」で円は一気に引き上げられたが、日本企業は血のにじむような努力で乗り切った。▼トランプ氏は「ドルは高いのと安いのと、どっちがよかったっけ」と夜中に側近に電話したらしいが、米国の競争力はどんどん落ちる一方だ。▼経営破綻し政府の庇護を受けた米国車メーカーはトランプ氏の脅しでメキシコへの工場進出を撤回し、国内へ戻すという。すると賃金が相対的に高くなり一層競争力を弱めるだろう。こんな初歩的な理屈が分っていない?(E)