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発行日時
2015-3-22 8:21
見出し
南宋から現代まで120点 「青磁のいま」特別展 兵庫陶芸美術館
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8702 南宋から現代まで120点 「青磁のいま」特別展 兵庫陶芸美術館への外部リンク
記事詳細
 兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭、 079・597・3961) で開館10周年記念特別展 「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」 が開かれている。 中国に起源を持つ青磁は、 緑色を基調とした美しい釉色を特徴とするやきもの。 同特別展では、 時代を超えて多くの人々を魅了している青磁に焦点を絞り、 歴史的な名品から現代作家の最新作までを3部構成で紹介。 約120点の作品を展示し、 その魅力に迫っている。 5月24日まで。 月曜休館 (ただし、 5月4日は開館、 同7日は休館)。  青磁は12世紀ごろから日本に伝わり、 茶の湯の発達のなかで日本人の美意識によって選び出され、 大切にされてきた。  1部では、 宮廷用の陶磁器を焼いた官窯や、 浙江省南部の龍泉窯で焼かれた中国青磁の名品を紹介。 多くの陶芸家が手本とした青磁の原点を探っている。  2部では、 器形や色合いの美しさに魅了され、 その魅力に少しでも近づこうと努力を重ね、 近代陶芸史に名を残すまでになった板谷波山 (いたやはざん) や初代諏訪蘇山 (すわそざん) など11人の物故作家による個性豊かな作品を展示している。 なかでも、 青磁における表現の可能性を大きく発展させた岡部嶺男の作品については、 点数を増やしてその功績を紹介している。  3部では、 先達から受け継いだ技術と精神を現代に生かす人間国宝の中島宏から若手作家までの10人の作品を展示。 水で溶いて泥状にした磁土を筆で幾層にも塗り重ねて盛り上げ、 立体的な線や紋様を描いた神農巌の壺や鉢など、 多様な表現がなされた作品がずらりと並び、 来館者の関心を引いている。  観覧料は一般1000円、 大学生800円、 高校生500円、 中学生以下無料。  同特別展の関連イベントは次の通り。   ▽ワークショップ=4月19日午後1時―3時半。 「青磁釉作りに挑戦!丹波青磁を作ろう」。 青磁釉を調合し、 豆皿 (2枚) に釉薬を掛ける。 受講料1500円。 定員20人。 4月7日までに申し込む ▽アーティスト・トーク=4月25日午後2時から。 本展出品作家の深見陶治氏が講演。 参加無料 (観覧券が必要)。 事前申し込み不要 ▽記念講演会=5月16日午後2時―3時半。 「青磁―古陶磁鑑賞から創作への歩み」。 東京国立近代美術館工芸課長の唐澤昌宏氏が講師を務める。 参加無料 (観覧券が必要)。 定員110人。 事前に申し込む ▽兵庫陶芸美術館学芸員によるギャラリートーク=4月4、 18日、 5月9、 23日。 いずれも午前11時から (観覧券が必要)