HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
19 人のユーザが現在オンラインです。 (10 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2015-3-19 8:42
見出し
可愛い子には。
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4184
記事詳細
次女が初めて1人で海外へ行くというので、 家族全員が久しぶりに集まった。 2時間ほどの短い時間ではあったが、 4人で賑やかに話しながら顔を付き合わせて、 晩御飯を食べた。 実家の父母や義母などは、 「1人で大丈夫か」 「一緒に行く友だちはいないのか」 「英語はできるのか」 と大変な心配ようだ。 私だって、 本心を言えば心配でしょうがないし、 できれば行ってほしくない。 今日だって篠山から次女が住む京都へ行く道々神社に寄っては、 神さまがうんざりするほど神頼みをしてきたのである。 心に 「可愛い子には旅をさせろ」 と言い聞かせながら。 思い出せば私が1人でインドへ行った時、 男の子みたいに短い髪で童顔の日本人は幼く見えたのか、 シーク教徒の一家が、 カルチャーショックでご飯が食べられない私に毎食ご飯を運んでくれた。 いつも行っていたチャイ屋の一家がご飯に呼んでくれた。 高熱を出したとき、 宿の主人が心配してくれた。 もっともっとたくさんの人に出会い助けてもらいながらの旅だった。 彼らの優しさと思いやり、 そして明るい笑顔に勇気をもらって、 旅を続けられたのである。 きっと次女も困って誰かに助けてもらうだろう。 そして、 その時に受けた親切が嬉しくてほかの人にもしたいと考えるに違いない。 こうした人の気持ちで世界はぐるぐる回っている。 素晴らしい世界をつくりあげていくのは彼女たちだ。 たくさん困って、 たくさん助けてもらう旅に、 元気にいってらっしゃい! (土性里花・グループPEN代表)