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切り抜き詳細
発行日時
2015-3-12 9:04
見出し
継続性が鍵の放棄竹林対策
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4179
記事詳細
農業や環境、 ボランティア分野でこれまで数々の全国表彰を受けてきた篠山東雲高校生たち。 新年度は放棄竹林の研究を行うという。 各地で問題になっている放棄竹林。 竹はタケノコを掘ったり、 竹炭などに活用しなければたちまち地下茎を伸ばして森林に侵入し、 竹林が拡大。 土砂災害の危険性や生物多様性の低下につながると指摘されている。 これまで、 竹の間伐や薬剤の投入で枯死させる方法など、 さまざまな取り組みを取材してきたが、 しばらくすると、 放棄竹林が再び広がってしまうという状況を何度も見てきた。 鍵となるのは 「継続性」 のシステム。 まずは竹林がある地域の取り組みが必要だが、 高齢化や過疎化が進む中で、 地域だけで取り組むのは難しくなってくる。 校区ごとや環境団体、 行政などによる継続的な支援が必要だと思う。 東雲高ではまず、 活用面からこの継続性を維持しようと研究している。 竹をチップ化して、 庭、 畑などの乾燥防止に使う 「マルチング」 を施すうほか、 篠山市し尿処理施設がつくる汚泥乾燥肥料に混ぜ、 臭気の抑制を図ったり、 細かく削ってクッキーやパンに混ぜることなどを計画している。 竹は木材よりも肥料成分を多く含むと言われ、 肥料としての効果を検証。 また、 乳酸菌を豊富に含むという特徴を生かして体に優しい加工品への活用を探っていく。 また、 活用面だけでなく、 困っている地域に出掛け、 伐採を手伝うボランティア 「東雲竹林バスターズ」 を結成する。 「放棄竹林の解消にこれから取り組む地域の後押しになりたい」 と継続性を視野に活動する。 篠山発の放棄竹林対策に期待する。 (坂井謙介)