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切り抜き詳細

発行日時
2015-3-7 11:29
見出し
老婆と振り込め詐欺
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4175 老婆と振り込め詐欺への外部リンク
記事詳細
 テレビの特集番組で、 振り込め詐欺にあった被害者が、 被害にあったにもかかわらず自責の念にかられうつ病になったり、 自殺してしまった例を報じていた。 その番組が終わった途端、 「あのね、 六十九歳の老婆がかかった詐欺でね…」 と別の日にテレビでやっていた話を夫が始めた。 「ちょっと待って、 六十九歳の老婆って何よ。 あなたの奥さんは六十八歳の老婆だけど」 とカチンと来てしまう。 「あなただって七十歳の爺じゃないの」 と捨て台詞も。 「ごめんごめん、 六十九歳の女性」 と慌てて言い直す。  つまり、 私の年代の女性にある日、 電話がかかる。 「申し込んでおられた特別養護老人ホームの順番がきました。 どうされますか」 というもの。 女性は一人暮らし、 確かに申込みだけはしていた。 「まだ一人で暮らせる」 と答えると 「では、 待っている他の方に権利を譲るとお礼金がもらえます」 と言う。 そこからはお決まりの振り込め詐欺となるのだが、 実に色々な手口で迫ってくるのが恐ろしい。 十年ほど前 「オレオレ詐欺」 と呼ばれていて、 家族や親族を騙って振り込ませる詐欺の総称が、 振り込め詐欺と名付けられた。  私の知人にも、 姑さんに孫からの電話。 「おばあちゃん元気?僕今日名古屋へ出張で来たんだけど寄っていい?」 という電話で 「まあ○○君、 嬉しいわ待ってるね」 とこちらから孫の名前を言ってしまった。 結局この姑さんは、 お金の管理は息子さんがしていて (事実) それを告げて難を逃れた。 自分ではもうろくしていないつもりでも六十八歳の老婆、 気を付けなくては。