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切り抜き詳細

発行日時
2015-3-5 10:47
見出し
復興も信頼があってこそ
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4172 復興も信頼があってこそへの外部リンク
記事詳細
  「丹波市復興プラン・タウンミーティング」 が1日、 ライフピアいちじまで行われ、 策定委員会による復興プラン案が紹介された。 人口・コミュニティ、 住まい、 安心・安全、 農業、 森林―の5部会がそれぞれの目標と事業内容 (計52事業) を説明。 有識者らが 「地域の人材を活用しながら、 みんなで考え、 取り組もうという意識をもって」 と呼びかけた。 また、 市は、 「被災地の課題は、 いずれ顕在化するであろう丹波市全域における共通の課題であり、 丹波市の復興につながる」 と強調した。 ただ、 参加者は約80人。 客席には空席が目立った。  被災地の復興は、 このまま市島の問題になっていくのだろうか。 復興プランには、 地域づくり事業とも言えるような市民が関わっていくべき事業もたくさん盛り込まれている。 市が 「丹波市の復興」 をめざすなら、 市内全域から知恵と人が集まる仕組みが求められてくるだろう。  復旧工事がいよいよ本格化していく。 崩れた山や河川、 田んぼが元の姿に戻ったり、 「安全」 が確保されることが、 被災地住民が最も求めていることだ。 復旧個所は多いが、 それぞれに関係する住民にとっては大事な工事であり、 不安の声や細かな要望があがってくることだろう。  そこで求められるのは、 住民への丁寧な説明と、 住民の思いを引き出す手助けだ。 復旧はスピード感をもって対応しなければならないが、 住民を置き去りにし、 行政への不信感が募るようなことがあれば、 肝心の 「復興」 に影響する。 市に対する市民の信頼関係があってこそ、 市民が積極的に関わる素地ができる。 丹波市はそのことを十分に学習しているはずだ。(芦田安生)