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切り抜き詳細
発行日時
2015-3-5 10:45
見出し
つまらないこと。
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4170
記事詳細
昨日、 夫にカチンとくることがあり、 帰るメールにもそっけない返信しかしなかった。 夕飯はレトルトカレーとお皿だけ置いて、 帰って来た顔も見ずに早くにベッドに入ってしまった。 今朝はお弁当も作らなかった。 「いってらっしゃい」 も言わなかった。 少々ぶっきらぼうに 「おはよう」 だけは言ったけど。 気分がクサくさするので、 ゆっくり朝風呂でも入ってやろうと、 まだ午前中の日差しの中、 いつもよりお湯をたっぷり張った浴槽に寝そべるように肩までつかってほっと一息。 その時、 お風呂場の天井が目に入った。 ピカピカだ。 カビひとつついてない。 実は風呂掃除は子どもたちが大学に行き、 夫婦だけの生活になってからは、 夫の仕事になっている。 私が掃除をしていた頃は、 高い天井はどうしても億劫になり、 掃除が滞りがちだった。 今は彼が毎晩11時過ぎに大阪から帰って終い湯に入り、 掃除をして出てきてくれる。 次の日、 お風呂は指一本でお湯を溜められるので、 なんと便利なことよと最初の頃は感動していたものだった。 その感動と感謝を最近はすっかり忘れ果てていた。 先日もつまらないことをいつまでも気にしている私に夫がかけてくれた言葉で納得したばかりだった。 「お互いに99%は良いところを認め合ってる。 1%ぐらい気になることがあってもそれは流そうよ」 本当にそうだ。 この大きな愛に比べたら、 つまらないこと、 つまらないこと。 朝のお風呂の天井が教えてくれた良いこと、 なのでした。 (土性里花・グループPEN代表)