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切り抜き詳細
発行日時
2015-3-5 10:41
見出し
東京営業所設け展開 1日2便 夜行で関西と結ぶ 青垣観光バス
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2221
記事詳細
青垣観光バス (丹波市青垣町佐治、 檜田昭治社長、 0795・87・1660) が、 東京営業所を設け、 多角的なバス事業を続けている。 東京 (東京、 横浜) と関西 (三宮、 梅田、 京都) を結ぶ夜行高速乗合バスを運行しているほか、 東京発の観光貸切バス、 最近話題の海外からの団体買い物客の空港送迎貸切バスなどに活路を見出している。 写真・青垣観光バス本社で夜の出発まで待機する関西―東京間を運行する 「たびのすけバス」 =青垣町佐治で 1994年設立の同社は、 丹波市を中心に地元客を相手に貸切バスを運行するのに加え、 旅行代理店が主催するツアーバスとして東京ディズニーランド行きなどを運行していた。 転機は2012年の関越自動車道高速バス居眠り運転事故。 事故を受けた安全基準の厳格化に対応できない旅行代理店が次々と撤退。 同社は、 一般乗合旅客自動車運送業の認可を受け、 自社直営で高速乗合バス事業を手がけるようになった。 これにあわせ13年、 東京都足立区に約200坪の土地を借り、 東京営業所を開設、 車庫や事務所、 車両、 運転手を整えた。 関東と関西を結ぶバス 「たびのすけバス」 を運営。 東京発と関西発を各1便ずつ、 1日2便運行 (549㌔、 約7時間40分―8時間、 今月3日からは臨時便を1便ずつ増便中)。 東京発は、 東京鍛冶橋を午後10時45分に出発し、 午前7時に梅田、 同8時に神戸に着く。 兵庫発は午後10時に三宮発、 東京鍛冶橋に午前7時に着く。 予約制。 「たびのすけバス」 は、 兵庫発の場合、 午後7時から7時半に青垣の本社を出発し、 三宮の停留所に向かう。 東京発の便は、 乗客を全員降ろした後、 午前8―9時に本社に戻り、 夜の出発を待つ。 東京営業所ができたことで、 都内で貸切バス事業に参入。 都内を巡る観光ツアーや東京発の近距離ツアーに同社のバスが使われている。 最近は、 本社のバスも、 中国を中心とした爆買い買い物客を関西空港などから各地に送迎する貸切バスの運行で稼働率が高まっているという。 同社の足立一光会長 (青垣町徳畑) は、 「銀座や、 スカイツリーで青垣観光のバスを見たと言われる」 と笑い、 「東京に拠点ができたことで事業の幅が広がった。 関東から、 丹波や但馬に観光客を呼べるようになればおもしろい」 と夢を描く。 「たびのすけバス」 の予約は、 専用サイトか受け付けセンター (050・3801・1674)。