HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
12 人のユーザが現在オンラインです。 (8 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2015-2-26 8:15
見出し
複眼
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4164
記事詳細
厄除祭前の寒波襲来の折、 富山の凄い吹雪のテレビ画面を観て、 金沢の知人に見舞いのメールを出したら、 「意外に少なく、 2㌢程です」。 間もなく地元の北国新聞の切り抜きを同封した手紙が届き、 「11月1日~2月9日の累積降雪量は富山市252㌢に対し金沢118㌢」 との記事。 ▼平年値では金沢は富山の7割強といい、 これなら確かに、 50年近く前に金沢に住んだ筆者の記憶にぴったりだが、 今冬が半分以下というのは驚き。 「金沢は北西方向に山がないため、 雪雲が停滞せずに流れるため大雪になりにくい」 と解説されていたが、 これほど差が生じたのは、 やはり昨今の気候変動の影響だろうか。 ▼筆者は新潟市内にも住んだことがあるが、 山間部の日本有数の豪雪地帯に対して、 沿岸部にある新潟市は冬の天気こそ悪いものの、 積雪量は丹波と余り変わらないことを知った。 東京からの天気予報の雪マークを見ている限り、 気付かないことだった。 ▼冬場に丹波から大阪、 神戸の人の所に行くと、 決まって 「雪は大丈夫?」 と聞かれる。 丹波は一応 「兵庫南部」 なのに、 彼らの感覚ではやはり 「日本海側」 なのだろう。 ▼昔、 先輩記者から複眼で取材しろと教えられた。 物事には表と裏、 光と影どころか、 さらにさらに複雑多様な側面がある。 レッテルを貼るのは禁物。(E)