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切り抜き詳細
発行日時
2015-2-22 8:59
見出し
多紀3小統合・研究報告書を提出 4月に準備委設置
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2213
記事詳細
「篠山市立福住小学校・同大芋小学校・同村雲小学校統合研究会」 が3小学校の統合についての研究報告書を作成。 19日、 同研究会の高橋道昌会長 (村雲地区自治会長会会長) が篠山市役所で畑中博明・教育委員長に報告書を手渡した。 写真・畑中教育委員長 (右) に研究報告書を手渡す高橋会長=篠山市役所で 統合研究会は篠山市教育委員会の依頼を受けて、 昨年5月に結成。 3地区の自治会長会、 保護者、 校長、 学校教育識見者の計21人が委員となり、 3小学区の統合の是非などについて10回、 話し合ってきた。 報告書では、 2016年4月1日を目途に3小学校を 「対等の条件にて統合し、 その統合校の位置を村雲小学校 (同市草ノ上) にする」 とした。 また、 統合に関する附帯条件として、 ▽学校の跡地活用を考えるための委員会を設置▽小学校就学前の教育環境を早急に検討―を加えた。 このほか、 将来に向けた提案として、 学校分野では、 ▽小中一貫・連携教育など小学校と中学校の円滑な接続を充実▽ 「地域とともにある学校づくり」 の視点で子どもの育ちを考える▽PTA・育友会は3地区の行事に積極的に参加できる組織にする―とした。 地域分野では、 ▽学校の跡地活用の委員会を立ち上げて検討▽就学前教育のあり方を明確にする▽新しい学校を支えるための新しい地域のつながりを考えていく―を盛り込んだ。 高橋会長は報告書前文で 「小学校の統合を協議するだけでなく、 多紀地区全体の将来像を考える場でもあったと感じます。 学校統合を教育現場だけの課題とせず、 市政全体を考える中で、 多紀地区の魅力づくりや活性化に向け、 全面的な支援と具体的な施策の推進を強く求める」 とした。 報告書提出には、 小野田安弘副会長 (福住地区自治会長会会長)、 矢野智副会長 (大芋地区自治会長会会長)、 前川修哉教育長、 小山辰彦教育部長も出席した。 今後、 校名や校歌、 校章、 制服など約80項目について協議する 「準備委員会」 を4月に立ち上げる計画。 9月議会に学校の 「設置管理条例改正案」 を提出する。 市教委は3月8日午後7時から、 ハートピアセンター (同市細工所) で住民向けの報告会を開く。 1月現在の3校の児童数は、 福住が41人、 大芋が24人 (完全複式学級)、 村雲が43人 (2・3年、 4・5年が複式学級)。