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切り抜き詳細
発行日時
2015-2-19 11:31
見出し
他人事ではない認知症
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4153
記事詳細
「認知症」 という言葉を聞かない日がないほど、 関心が高まっている。 篠山市では、 認知症の介護者が介護の悩みを打ち明けたり、 専門家からアドバイスを受ける集いを開催している。 また先日、 自宅の一部屋を高齢者や介護者のサロンとして開放している女性が男性介護者の集いを初めて開催した。 その中で、 母と妻を介護している男性は 「自分が入院したらと思うと心配だ」、 また他の男性は 「家事が大変」 「ストレスがたまる」 など、 悩みを打ち明けていた。 集いには、 結成して4年の三田市の男性介護者の会も参加。 結成当初は 「暗い」 会だったが、 輪が広まるとともに 「明るく」 なったという。 メンバーらは 「介護することで自分が元気になったと思うようにしている」 「会社を退職すると友人が少なくなるが、 介護を通して新しい友人ができた」 ―など、 介護を前向きに捉えようとしていた。 また、 認知症予防の取り組みも各地で盛んに行われている。 篠山市の特別養護老人ホーム 「やすらぎ園」 では5年ほど前から、 簡単な学習を取り入れた認知症予防教室を一般の住民を対象に行っている。 簡単な読み、 書き、 計算を繰り返すことが前頭前野を活性化させ、 予防に効果があるという。 さらに、 体操のカリキュラムを独自に作成し、 「頭と体の体操」 によって予防につながっているという。 高齢者の4人に1人は認知症とその予備軍。 決して他人事ではない。 認知症や介護者への理解を深めながら、 より前向きに捉えられる方策がないか、 社会全体で考え、 また、 健常者は、 認知症予防の取り組みを広めて仲間を増やしていくことがこれから大切になるのでは。(坂井謙介)