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切り抜き詳細
発行日時
2015-2-8 9:02
見出し
台湾の旅 ①
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4140
記事詳細
毎年、 一月末の私の誕生日に合わせて小旅行をする。 昨年は、 福岡から熊本、 佐賀、 長崎などを旅した。 その時、 冬の旅はやはり暖かい所がいいと感じた。 そこで、 今年は台湾に決める。 名古屋空港から約二時間半のフライトで台北の国際空港に到着。 日本の十月の初め頃の気温で半袖の人もいるくらいだ。 空港を出たところで現地のガイドを待つ。 少し遅れてやってきたのはかなり高齢の男性。 何だかちょっと不安になる。 全食事、 ガイド付きの三泊四日のツァーで、 台北で団体と合流かと思っていたら、 私たち夫婦のみで、 これもびっくり。 あまり速く歩けない今の私にとっては有難い。 ガイド氏と手配の車に乗り込む。 失礼とは思いつつ 「ガイドさんは御幾つですか?」 と聞くと、 「いやあ、 通称六十四歳と言ってますが、 今年米寿になります」 と答える。 七十歳半ばは過ぎていると思っていたが、 八十八歳とはびっくり。 歩き方もしゃべり方も、 とてもその年には思えないほどスムーズだ。 「私は終戦のときに十八歳、 昭和三年生まれです。 小学校の先生が日本人で、 親に中学に進学するよう勧めてくれました。 そのおかげで今があります。 六十四歳で会社を定年してからガイドの勉強をして二十年間やっています、 気持ちは六十四歳のままなのですよ」 とも。 日本人へのお世辞で親日的にしているのではなく、 本当に自分は、 戦前の日本が台湾の教育や文化に貢献してくれたことに感謝していると、 折に触れて、 様々なエピソードを話してくれた。 また台湾の歴史も学ぶことができた。