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切り抜き詳細

発行日時
2015-2-5 10:33
見出し
水源問題を政策討論で
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4137 水源問題を政策討論でへの外部リンク
記事詳細
 丹波市が新設した東芦田新水源 (青垣町東芦田) の活用法が、 はっきりしない。 同水源の原水から国の基準値を超えるマンガンが検出された問題で、 給水予定地域の住民から 「これまで通りの水源の水が飲みたい」 との強い要望が出たことを受け、 辻市長が 「いったん立ち止まって検討させてほしい」 と議会で答弁してから10カ月が経過した。  市がマンガン濃度の高い水をそのまま流出させたことによって実態が明らかになり、 水質検査結果を隠ぺいしていたという不祥事が重なった。 きれいな水を飲んでいた給水予定地域の住民にとっては、 市への不信感が先行し、 「マンガンを除去するから飲んでほしい」 と言われても、 軽々に了解できないのはもっともだ。  一方の市からすれば、 ▽マンガンを基準値の10分の1まで除去するので安全だ▽市内には他にもマンガンを除去した水を供給している地域はある▽春日地域の水不足を補完する上で新水源は欠かせない―とし、 新水源を 「飲料水に使用する」 との方針を固め、 理解を求めている。  この問題への関心が市全体へと広がっているとは言い難いが、 混迷を極めているのも事実。 そこで、 この件に関し、 市民代表の市議会が、 議会基本条例に掲げる政策討論会を開いてはどうか。 市全域からすれば一部地域の問題ではあるが、 暮らしに不可欠な水道水の安定供給は合併市のスケールメリットを生かした事業でもある。 給水予定地域からの選出議員、 それ以外の地域からの選出議員が、 それぞれの立場はありながらも市会議員としてどんな考えや提案を述べるのか、 最適なテーマだと思うが…。(芦田安生)