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発行日時
2015-2-1 9:01
見出し
4教諭に文科大臣表彰 児童生徒への教育実践評価
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記事詳細
 中央小学校の西垣真由美主幹教諭 (56) と、 柏原高校の小西邦和教諭 (59) =理科=、 北脇剛教諭 (44) =体育=、 松藤睦子教諭 (42) =理科=が、 学校教育における教育実践などに顕著な成果をあげたとして 「文部科学大臣優秀教職員表彰」 を受けた。 西垣さんは、 「子どもどうしをつなぎ、 学ぶ意欲、 生きる力を培う授業」 の実践が評価された。 柏原高の3人は主に部活動において全国規模の大会に生徒を牽引、 長年にわたる功績が評価された。  中央小の西垣教諭は、 隣どうしで1つの課題に取り組む 「ペア学習」 でまず2人をつなぎ、 2人で答えを探し、 発表する。 2人で伝え合ったことを全体へ返し、 2人と全体とをつないでいく、 という指導を実践。  子どもをよく見てよく聞き、 よく声をかけるように心がけている。 1時限の授業の中でも子どもは変わっていくと言い、 瞬間を見逃さずほめ、 自信につなげていきたいと考えている。   「その児童にとっての課題が何なのかをよく見て知っておく。 伸びたところを機会を逃さずほめる。 『できなかったことができるようになったこと』 を伝える」。  実践は、 様々な教師との出会いで培った。 「子どもと共に伸びる教師でありたい」 と言い、 「私も夢を持っていたいし、 子どもにも夢を持ってがんばる人になってほしい。 そのためにも自信、 自尊感情を身につけてほしい」 と話した。 現在は4年生の担任。 同表彰受彰は丹波市教委で2人目。  柏原高の小西教諭は、 同校に赴任した2002年度から天文部、 化学部の顧問を務め、 生物部、 物理部との4部が合併して 「理科部」 となった07年度から専任顧問に。  全国高校総合文化祭 (総文) に自然科学部門が新設された10年度には、 「飲料 (特に緑茶) の中のビタミンCについて」 をテーマにした研究で県最優秀賞、 翌年度に全国最優秀賞を受賞。 13年度、 今年度と続けて県総文で最優秀に選ばれ、 全国総文に出場する研究成果を発表している。   「全国総文に自然科学部門が設けられ、 発表の場ができたことで、 生徒にとっても私自身にとってもモチベーションが上がった。 生徒たちも実験に積極的に参加し、 よい環境にいさせてもらっている」 と話している。  北脇教諭は、 13年度に同校へ赴任。 前任の社高校では11年間、 インターハイ常連の陸上部顧問を務めた。 主に短距離走、 跳躍の選手の指導にあたり、 04年度には4×100㍍リレーで全国制覇も経験した。  部活動以外の勉強、 学校生活もおろそかにすることなく、 「誰からも応援される選手になれ」 と言い続けた。 「教員になった教え子も、 この言葉を受け継いでくれている。 走ったり、 跳んだりするのは選手。 いい選手に恵まれた」 と振り返った。  松藤教諭も13年度に同校へ赴任。 前任の北摂三田高校では14年間、 琴を中心とする邦楽部の顧問を務めた。 全国総文の常連校の一つで、 02年度には最高賞の 「文部科学大臣奨励賞」 を受賞した。  同部は生徒の自主性を伸ばす指導法で、 「私は練習会場を確保するなど、 マネージャーの役目をしていただけ。 一生懸命に練習した生徒たち、 技術指導をしてくれた先生方のおかげ」 と話している。