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切り抜き詳細

発行日時
2015-1-29 13:27
見出し
寄り添う心であたたかく
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4128 寄り添う心であたたかくへの外部リンク
記事詳細
 ボランティアの研修会で、 初対面の人と接するきっかけとして、 今年にかける思いを漢字一字で書いて、 隣同士で発表し合うゲームを体験した。   「和」 と書いた人は、 「和はなごむと読み、 友だちと仲良くをモットーにし、 感謝の気持ちを大切にしている」という。「動」と書いた人は、「じっくりしているより、動くことが好き。スポーツで体を動かすことに心がけている」 と話した。 私は、「寄」と書いた。「よく学び、 よく遊べという言葉がある。 寄り道をしながら楽しく暮らしたい」 という気持ちを表現した。  講演した講師が、 「支援者は、 相手の気持ちを聞いてあげることが大事」 と話された。 そういう意味から、 「肩寄せ合う」 ということも大切かなと思った。 寄の字を考えた時、 あるお寺の晋山式で、 住職として丹波の地に初めて来た息子に、 実家の寺の住職である父親がおくった言葉を思い出した。 「檀家が麦飯を食べていれば、 同じようにし、 米のご飯を食べられるようになれば、 そのようにしてきた」 と話された。 今は、 ぜいたくな世の中になったが、 「華美を慎み、 檀家の喜びや悲しみに寄りそう。 檀家あってのお寺である」 ことを戒められたのだろう。 宗教者、 父親としての慈悲の深さに感銘した。  文章まで寄り道してしまったが、 研修会の会場は、 女性がほとんどで、 「笑いのヨガ」 に抵抗はなかった。 「人を怒らせることは簡単。 笑わせることは難しい」 という言葉もある。 寒い冬に暖かい日があるとほっとするように、 ユーモアの心でそっと人や自然に寄り添い、 硬くなった心身をほぐしましょう。 もうすぐ節分。 「春一番笑いで世の中温かく」。 (臼井 学)