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オルビス

切り抜き詳細

発行日時
2015-1-22 11:02
見出し
母からもらった宝もの
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4117 母からもらった宝ものへの外部リンク
記事詳細
 母に教わったことで、 今でもとても感謝していることがある。 私が中学生の生意気盛りに言われた言葉だ。 「話しかたというのはとても大事なものなのよ。 話す言葉が崩れてくると、 次に態度が崩れて、 最後には品性を失ってしまう。 言葉は大切なものなの。」  母とは肉親の縁が薄く、 一緒にいられた時間は短かったけれど、 その時の言葉を不思議と今でも良く覚えていて、 悪い言葉を口にしないように気をつけてきた。  勉強は苦手でなんにでも飽きっぽい性格の私だが、 できるだけ美しい日本語で話したいと、 それだけはいつも心がけてこられた。 美しい日本語で話すと、 口が、 身体が、 精神が喜んでいるような気がして、 悪い言葉を口にすると、 その後まで長い間、 尾を引いて後味の悪い思いだけが残った。  私は言霊を信じていて、 今まで大きな願いではないけれど、 願って口にしたことは大抵のことは思いが通じている。 だからか人の悪口や悪い物事の成り行きを口にすると、 悪口ならば口に出したことによって、 自分の気持ちがいつまでもそわそわして落ち着かないし、 悪い物事も自分が口にした通りになってしまう。 言葉とは気持ちのおさめどころのようだ。  先日1月11日に、 次女が成人式を無事に迎えることができた。 これで娘が2人とも成人し、 ここまで成長することができたのも、 様々な方のおかげだと考えると、 感謝の涙が溢れてくる。 娘たちにも美しい日本語と共に歩む人生を送ってほしいと、 心から願っている。 (土性里花・グループPEN代表)