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切り抜き詳細
発行日時
2015-1-18 9:18
見出し
あれから20年
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4112
記事詳細
昨日の17日、 6000人を超える死者が出た阪神淡路大震災から20年の節目を迎えた。 当時、 私は小学校3年生。 少年だったが、 今でもあの日のことははっきり覚えている。 大きな揺れで目を覚ました。 部屋に飛び込んできた父親が 「地震だ」 と叫んだ。 落ち着きを取り戻した後も、 余震が起こるかもしれないと、 ストーブをつけられず、 兄とともに上着を着込んだ。 今は亡き祖母と3人で身を寄せ合い、 暖をとった。 目を閉じれば、 あの時の祖母の温もりを、 今でも思い出すことができる。 震災から数日後、 通っていた小学校の様子も変わった。 私の学年には、 5人ほどの仮転校生がやって来た。 実家への帰宅のめどがつき、 一週間で帰って行った子、 今も丹波市で暮らす親友。 その親友は、 今では二児の母親だ。 学校から被災地に救援物資を送ることになり、 「持っていきなさい」 と、 祖母にレトルトカレーを手渡された。 あのカレーは誰かの空腹と、 心を満たしてくれたのだろうか。 今でも少し気になっている。 あれから20年。 書くことで当時を思い出し、 胸に刻み続けたいと思った。(田畑知也)