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切り抜き詳細
発行日時
2015-1-11 9:08
見出し
ひつじ年
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4105
記事詳細
明けましておめでとうございます。 今年は羊年。 年賀状にも、 羊の絵や字がいっぱい。 元旦に年賀状の束を炬燵で広げることをしてこそ、 お正月気分になる。 羊は象形文字で、 羊の頭部を表している。 かなり前だが、 本欄に 「生姜」 について書いたことがある、 その時羊の付いた漢字についても少し紹介した。 昔、 中国では羊がとても大切なものだった。 そこで、 様々な漢字に使われた。 わかりやすいのは、 羊が大きいと書いて 「美」。 さらに羊と食を合わせると 「養」。 羊は体も生計も養ってくれたからだろう。 生姜の姜は、 中国の春秋時代の斉の国の皇室の姓で、 ほかに美女の意味もあるという。 三千年前、 北中国には羌 (きょう) と呼ばれる遊牧民が羊を放牧して暮らしていた。 羌は羊と人との組み合わせで羊飼いを意味し、 今日のチベット人の元祖にあたる。 「着」 にも羊が付いている。 これもまた、 羊の毛や皮が衣類の材料として使われたからだろう。 「義」 にも羊がある。 この字は、 我の上に羊が載っていて、 元の意味は、 きちんとして恰好の良いということらしい。 「羨 (うらや) む」 は、 羊の下によだれを意味する字が付いている。 つまりよだれをたらして羊を羨ましがっているということだとか。 もう一つ、 未(ひつじ)という字がある。 十二支の子 (ね) 年の子は種を意味し、 最後の亥は核、 つまり結実して核ができるということを意味しているとか。 未は八番目にあたり、 まだ熟してなくて未熟であることをあらわす。 どれも古代中国から伝わった文化だが、 なかなか奥深い。