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切り抜き詳細

発行日時
2014-12-28 9:26
見出し
良いお年を
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記事詳細
 恒例の今年の漢字に選ばれたのは 「税」。 わかるけど余りにも直接過ぎてつまらない。 以前にも選ばれたが、 今年はやはり 「災」 だろう。 殊に八月のゲリラ豪雨災害のことは各地でまだまだ復興途上だ。 年末の慌ただしい選挙こそ、 国民の税金の無駄遣いとして大きな 「災」 だったのでは。  暗い話はここまで、 朝ドラの 「マッサン」 がなかなかおもしろい。 原作はなく、 あくまで脚本家羽原大介氏のオリジナル作品ということらしい。 これまでにもニッカウヰスキーの創業者 「竹鶴正孝とその妻・リタ」 が主人公(ドラマでは亀山征春とエリー)の小説や伝記作品はいくつも出版されている。 私が読んだのは、 森瑤子の長編伝記小説 「望郷」。 平成二年に初版が出てからのロングセラー。 十月から十一月にかけての入院中、 退屈でしょうと、 息子のお嫁さんが送ってくれた。 今回の朝ドラは、 そう熱心に見ていなかったのだが、 本を読んでから親近感を感じるようになり、 欠かさず見ている。  小説の方では、 リタがマッサンと巡り合うまでの話が結構長い。 でも故郷の風土や家族との暮らしで育まれたものが彼女の人間形成に欠かせないことが分かる。 一番思うのは、 あの当時の国際結婚がいかに苦難の道であったかということだ。 それを乗り越え、 夫の夢に賭けたのは夫への深い愛があればこそ。 そんな基本的なことに感動するのも、 年をとったせいかもしれない。  ともあれ今年もあと三日、 大きな災害を忍耐強く乗り越えようと頑張っている方々に、 来年がどうか良い年になりますよう、 心からお祈り申し上げます。