HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
22 人のユーザが現在オンラインです。 (13 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2014-12-18 9:22
見出し
どなたさまも、どうぞ良いお年を。
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4086
記事詳細
図書館で本を借りた。 その本にレシートが挟まっていた。 栞がわりに使われていたのだろう。 そのレシートには、 花束が2種類、 値段と共に印字されていた。 きっと女性の方だろう。 私も夫から 「癖が付きますから、 本は開いて伏せてはいけません」 と教えてもらってから、 栞紐がついていない本で、 紙の栞が見当たらないときは、 よくレシートを使うようになった。 そのレシートを見つけた時、 あ、 この人も、 と思い、 なんだかうれしかった。 その本は、 あまり女性には好まれそうもないSF小説であったので、 同朋を見つけたようで余計にうれしかったのかもしれない。 今年もよく本を読んだ。 本の中で多くの物語や人生に出会った割には、 頭の方は相変わらず賢くはなってはくれないようだが、 本を読むことで、 過ぎていく時間や生きていることの意味、 本を読めるありがたさに感謝し、 いつでも無限の宇宙に遊ぶことができた。 少しの時間でも、 本さえ開けば広大な終わりのない想像の世界が目の前に広がり、 どこへ行くのも自由だ。 本を選ぶ時、 借りる時、 「あ、 バッグもお願いします。 ミッフィーちゃんの」 って言う時、 家事がひと段落して本を開く時、 ベッドに話の続きを持ち込む時、 そして、 結局一行も読めずに夢の中へ入ってしまう時も、 とにかく本に関する全てが喜びとなる。 今年、 感謝を捧げたいことは星の数ほどあるが、 やはり本の神様に心からの愛と感謝を捧げたい。 ガネーシャ、 今年もありがとう! (土性里花・グループPEN代表)