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切り抜き詳細

発行日時
2014-12-18 9:16
見出し
うま味 たっぷり 販売開始、人気も上々 「丹波栗きん豚」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2160 うま味 たっぷり 販売開始、人気も上々 「丹波栗きん豚」への外部リンク
記事詳細
 全国ブランドの丹波栗のB級品を餌に与えて育てたうま味成分の高い豚肉 「丹波栗きん豚」 が、 13日から春日町黒井のサンウエキ(植木和也社長)で発売された。 前宣伝もあって消費者の認知度は高く、 人気は上々。 キャラクターも誕生した。 丹波名物になるよう、 市内のレストランのメニューなどを通して普及をはかる。 写真・丹波栗きん豚の販売を始めたサンウエキ。 キャラクターでPRする植木社長(右)と料亭大和の余田さん=春日町黒井で   「丹波栗きん豚」 は、 同町新才の飼料販売業、 近藤栄一商店の近藤雅朗会長 (61) が、 養父市で養豚業を営む小田垣縁さん (28) に丹波栗のB級品を餌に与えた豚の育成を提案したのがきっかけ。 豚肉の販売方法などについて近藤会長から相談を受けた中兵庫信用金庫春日支店が、 コンサルティング機能を発揮し、 サンウエキでの販売や、 氷上町石生の料亭大和でのメニュー開発をアドバイス。 大和の余田亮一さん (62) が指南役となり、 料理を広めている。 また、 氷上高校に依頼した成分分析で、 豚肉にうま味成分を多く含むことがわかった。  販売している豚は小田垣さんが生産し、 毎週土曜日に入荷する。 ロース、 肩ロース、 モモ、 バラ、 スペアリブなどを並べている。 価格はロース・肩ロース各328円 (100㌘)、 モモ198円 (同) など。 生産者、 消費者、 料理店などの連携で、 地域のスーパーをみんなで支え、 地域経済を浮揚するという期待も。 課題は1回の入荷量が100㌔程度で、 販売が土、 日曜限定という点。 将来は、 丹波栗を食べさせた豚の増頭を目指す。  植木社長 (39) は、 「日ごろお世話になっているお客さんに、 おいしい豚肉を味わってほしい」 と話した。 余田さんは、 「一番のおすすめは、 トンカツ。 おいしい豚肉の味を多くの人に知ってほしい」 と願う。 近藤会長は 「キャラクターも小田垣さんに作ってもらった。 着ぐるみも作りたい。 栗きん豚は、 丹波と但馬の連携にもなる。 今後は、 女性向けのカツサンドを開発したい」 と意欲を燃やしている。