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切り抜き詳細
発行日時
2014-12-11 9:04
見出し
明治の豪邸 地域拠点に 元村長の「本上田家」修復が進む 春日町棚原
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8501
記事詳細
明治時代に建設された家屋を修復し、 その一部を地域に開放しようと、 上田忠彦さん・正三さん兄弟 (川西市・神戸市) が、 共同所有している春日町棚原の 「本上田家」 建物の修復作業を進めている。 現在は空き家となっている 「本上田家」 だが、 修復後には地元住民が利用するスペースも設ける計画で、 棚原自治会などと具体的な活用方法を検討している。 上田正三さん (70) は 「広いスペースを生かした 『ふれあいの空間』 にしたい。 丹波市内でも空き家が多く、 ここでの試みが広がっていけば」 と話している。 「本上田家」 の建物は1894年 (明治27)、 上田さん兄弟の曾祖父が普請したもので、 敷地面積は約2200平方㍍。 敷地内には2階建ての主屋を中心に、 米蔵や厩 (うまや)、 道具蔵などが建ち並んでいる。 段階的に修復する計画。 来年2月ごろまでに主屋を修復し、 同町中山の養蚕農家で研修している原田雅代さん (45) =篠山市大山新=に自宅兼工房として貸す。 原田さんは 「本上田家」 建物の管理人を兼ねる。 その後も修復を進め、 2―3年をめどに、 地域住民が利用するスペースをつくり、 地域活性化の拠点にしたいという。 建物はほぼ普請当時のまま残っており、 傷んだ個所を直すなど、 できるだけ昔の趣を残すという。 上田家の祖先は豪族で、 江戸時代から庄屋を営んでいた。 現在、 本上田家の近くには、 分家した 「北上田家」 「東上田家」 などがある。 上田さん兄弟の祖父にあたり、 国領村の村長など要職を務めた確郎さんが昭和40年代中ごろまで 「本上田家」 に住んでいたが、 47年ごろから空き家になった。 以降、 上田さん兄弟が建物を相続。 日帰りなどで維持管理を行ってきたが、 年齢的にも継続した建物管理が難しくなることから、 家屋の今後について話し合い、 日常的に家を管理してもらう人を置き、 一部を地域にゆだねることを決めた。 原田さんの活動は、 新聞記事を通じて知った。 自宅兼工房を探していると聞き、 声をかけたところ、 快諾を得た。 上田正三さんは 「建物内は広く、 一部は地元のみなさんに使ってもらいたい。 日常的に活用し、 開かれた場所になれば。 地域活性化の呼び水になればうれしい」 と話している。