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発行日時
2014-11-24 12:37
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兵庫5区 梶原康弘氏が立候補断念
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 衆院選に兵庫5区から立候補を予定していた元民主党衆院議員、梶原康弘氏(58)が立候補を断念したことが24日までに分かった。梶原氏は21日から、新聞社の取材に応じていなかったが、25日午前、篠山市記者クラブの記者会見を通して表明する。  党関係者によると、21日、維新の党との選挙協力の一環で、公認候補に内定していた梶原氏を党本部が公認しないことにし、同日、岡田克也・代表代行が梶原氏に電話で公認の取り消しを伝えた。22日、梶原氏は県連代表の水岡俊一参院議員から改めて、公認取り消しの報告を県連で受け、対応を協議した。同日夜、梶原氏は篠山事務所で5区党役員と後援会幹部らと無所属での立候補などを協議。その日は梶原氏に一任することになった。  23日午前、梶原氏は県連に「支援者や関係者と相談して総合的に判断した」また、5区幹事長の檜田充・三田市議に「党本部の決定を受け止める」などとして立候補断念の意思を伝えた。檜田氏は丹波新聞社の取材に「立候補を断念すれば、政治生命が終わるかもしれないし、相当悩んでいたのでは。5区の広い選挙区では資金も必要で、無所属での選挙活動は難しい」と話した。  篠山事務所によると、22―24日、同事務所には支援者から、立候補の判断の問い合わせや、「ぜひ立候補を」との要望の電話が多くかかってきた。  篠山市の後援会長、藤井恒弘さんは丹波新聞社の取材に「梶原さんの復活を、とせっかく立候補の準備を進めてきたのに、突然の党本部からの決定で残念の一言。無所属で戦う現実を考えた時、ぜひ出馬してほしいとは言えなかった」、また、元篠山市議で5区副代表の西田直勝氏は「今まで培ってきたものがあったのに怒り心頭。しかし、これからの政治を考えた時には野党結集は必要なこと。比例区での活動に切り替えたい」と話した。