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切り抜き詳細
発行日時
2014-11-20 9:14
見出し
一歩も二歩も前進
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4051
記事詳細
丹波市と福知山市を結ぶ国道429号榎峠のバイパス化 (トンネル化) に関し、 京都府の山田啓二府知事と両市を選挙区とする代議士、 府県会議員、 市長、 市会議長らが同峠を現地視察に訪れた。 あいさつで山田府知事が 「一歩も二歩も前進」 と述べたが、 現地で取材し、 同じ感想を持った。 これほどの顔ぶれが一堂に会することは過去なかった。 旧青垣町からの悲願の事業。 旧町時代から住民運動が行われているが、 府県をまたぐ国道で、 しかも国直轄でない府県管轄の難しさがあり、 府と県の 「優先順位」 のタイミングがなかなか合致しなかった。 この間、 県が10年間の公共事業の方向性を定める 「社会基盤整備プログラム」 から一時、 実質的に外れ、 棚上げになった時期もあった。 それでも粘り強く運動した。 以前、 トンネル化要望運動を取材した際 「むしろ旗」 を見た。 「むしろ旗を立てて」 という言い方をするが、 本物のむしろ旗を見たのは、 この運動だけだ。 ぎょっとしたが、 子孫のために、 便利な地域にしたい切実な思いを感じた。 1日も早い事業着手を求め、 運動は続く。 引き続き追いかけたい。(足立智和)