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切り抜き詳細
発行日時
2014-11-6 9:02
見出し
空き家「仲人」始める 移住増へ情報窓口開設 青垣町神楽自治振興会
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2125
記事詳細
神楽自治振興会 (丹波市青垣町文室) が、 いなか暮らし希望者の同地区への移住を促そうと、 空き家情報を集める 「神楽空き家情報窓口」 を同自治振興会に開設した。 移住希望者から相談があった際に情報提供し、 家主と希望者で直接交渉してもらう。 神楽地区に限定したローカルな空き家の仲人。 情報を収集中で、 近く運用を始める。 同自治振興会は、 いなか暮らし体験施設 「かじかの郷」 (同町菅原) を運営しており、 体験の次のステップへと、 窓口を設けることにした。 貸したり、 売ったりしてもいいと考える所有者から物件情報を預かる。 預かるのは情報のみで、 空き家の権利や管理は所有者に属する。 家賃や売買価格の交渉には、 同自治振興会は関与せず、 当事者間で行う。 所有者が希望する場合を除いて、 インターネットなどで情報公開はしない。 業者にも情報提供しない。 登録は、 自治会長を通じるか、 直接同自治振興会に申し出る。 自治会長らが関与することで、 空き家所有者の不安解消につなげると共に、 「どんな人が越してくるのか」 地域の側が把握できるようにする。 連絡を受けた同自治振興会が所有者の意向と現地調査を行い、 写真などと共に物件情報の一覧冊子にまとめる。 空き家所有者に、 空き家の状況や、 築年数、 売買か賃貸か、 今すぐは判断できないが近い将来は処分を考えているかなどのアンケート用紙を配布した。 これまでの別事業の調査で、 同自治振興会内には30戸以上の空き家があることがわかっており、 実際に賃貸、 売買可能な戸数を把握する。 足立徳行自治振興会長は、 「安心して移住者を受け入れるシステムを作りたい。 少しでも人口減の歯止めになれば」 と話している。