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切り抜き詳細
発行日時
2014-11-2 8:57
見出し
老人を探す放送
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4030
記事詳細
このところ立て続けに、 「警察よりお知らせします。 今朝五時頃から市内在住の七十三歳の男性が行方不明になっています。 服装は茶色のシャツと黒いズボン、 ズックを履いています。 お心当たりの方は警察までお知らせください」 という類の放送が流れる。 市内一円に流れる大型スピーカーが設置されたのは七年前、 当初は夕方五時のチャイムのみだった。 こうした行方不明の捜索願いが増えたのは、 ここ二、 三年のような気がする。 「えーっ、 七十三歳だって、 貴男と三歳違いよ、 どうしたんだろう」 「若年性アルツハイマーか認知症か」 と夫。 夕方に 「今朝放送した行方不明の男性は、 無事見つかりました。 ご協力ありがとうございました」 の放送がありホッとする。 最近、 自分の名前や住所が言えないまま保護され、 何年も家族と離ればなれになり、 再会してもすでに認知症が進んでしまっていた悲劇が起きている。 平均寿命は世界一だといわれても、 本当に長寿であることは幸せなのかと、 誰もが不安を感じる。 また最近は、 健康寿命という言葉のほうが色々と考えさせられる。 WHO (世界保健機構) が提唱した指標で、 平均寿命から、 衰弱、 病気、 認知症などによる介護期間を差し引いたものが健康寿命だ。 母は八十八歳、 姑は九十四歳まで生きたが、 介護が必要な期間が共に五年はあった。 自覚はあまりないけれど、 うちも七十歳と六十七歳で十分に老人所帯だ。 いつ何が起きてもおかしくはない。 身元不明者にならないため、 そろそろ下着の裏側にでも名前と電話番号を書かなくては。