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切り抜き詳細

発行日時
2014-10-30 9:02
見出し
混ぜご飯の味
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4025 混ぜご飯の味への外部リンク
記事詳細
 丹波新聞が創刊90周年になった。 大正、 昭和、 平成の時代を歩んできた道のりは、 地域のたどってきた道でもある。 地域のみなさんに愛読され、 一緒に歩んでこられたことに感謝し、 社員の一人として立ち会えたことを喜びたい。  恩師と創刊90年になったと話をしていたら、 「丹波市、 篠山市という狭いエリアで黙々と継続して経営されてきたことがすごい。 広告を取る営業マンの努力を忘れてはだめだ」 ということを言われた。 確かに、 いくら良い記事を書いても、 広告を出していただけるスポンサーの協力や、 購読してもらえる読者がいなければやっていけない。 総務、 営業、 編集、 製作、 印刷という部門が連携して業務が成り立っている。 さらに、 配達、 集金という仕事をお世話になる人たちなど、 多くの支えで、 90周年があることをかみしめたい。  入社当時に先輩から 「丹波新聞は、 混ぜご飯のようなもの」 と言われた。 地方の政治、 経済、 文化、 教育などあらゆる情報を詰め込んだ、 混ぜご飯のような味を盛り込み、 時には隠し味も出せればと思う。  90年の間に社会は大きく変化した。 私の入社した30数年前からみても、 そう思う。 様々な提言も取り入れ、 紙面の充実が欠かせない。 先輩諸氏の懸命な努力をしっかり受け止め、 次の世代に伝えたい。  パソコン、 インターネット、 スマートフォンと便利な時代になったが、 人と人との対話が不足しているといわれる。 地元のネタを拾い集めて報道することは、 地域の人々を結びつけることにもなる。 「叱咤激励してくださる読者があってこその90年」。 その気持ちを大切にしたい。 「支えられ歩みうれしき秋日和」。(臼井 学)