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切り抜き詳細

発行日時
2014-10-19 8:40
見出し
飲酒頻度高い傾向 未成年の飲酒も容認 丹波地域
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2111 飲酒頻度高い傾向 未成年の飲酒も容認 丹波地域への外部リンク
記事詳細
 丹波地域の人はお酒に寛容?―。 丹波健康福祉事務所は、 昨年度、 丹波市と篠山市でアルコールに関する住民意識実態調査を行い、 課題をまとめたパンフレットをこのほど作成した。 丹波地域の人は、全国、県の過去の調査と比較して、 飲酒頻度が多い人の割合が高く、 未成年の飲酒に関して容認する傾向がみられたことから、 今後、 これらの点を重点的に住民に啓発していくことにした。  調査は、 成人と中学2年生を対象に実施。 成人は、 篠山市は6自治会の286件、 丹波市は特定健診などの受診者から896件の回答を集めた。 中学生は、 篠山市で356件、 丹波市で639件の回答を得た。  成人を対象に飲酒頻度を尋ねた項目では、 「週5日以上」 と答えた人の割合が30・5%で、 全国の24・2%より高かった。 また、 「習慣的に飲んでいる」 と答えた40・9%のうち、 週に何日飲んでいるかを尋ねた項目では、 「毎日」 が半数を占めた=グラフ参照。 毎日の飲酒は肝臓に負担がかかることから、 同事務所は 「週に2回程度は休肝日をつくって」 と注意を促す。  未成年の飲酒に関する項目では、 成人の24・6%が 「少量ならよい」 「かまわない」 と答えた (全国調査は13・3%)。 アルコールを一口でも飲んだことがあった中学生は47・7%。 うち7割が中学入学までに経験。 きっかけは 「家族が飲んでいる、 またはすすめられた」 が32・4%で最も多く、 入手方法も 「家にあった」 「親から」 が8割以上を占めた。 また、 体などへの影響について知っているか尋ねた項目では、 「胎児への影響」 の認知度が、 全国74・5%と比べて、 37・7%と大きく低かった。 このほかのさまざまな病気の認知度も全て全国より低かった。  丹波地域は、 自殺率が全県より高いというデータがあり、 自殺既遂者の約2割にアルコール問題があるため、 自殺予防にもアルコール問題対策が重要という。  同事務所は、 「1日1合程度の適正飲酒を心がけて。 未成年の飲酒は、 家庭が飲酒の場になりやすい傾向があるので、 認識を改めてほしい」 と話している。