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切り抜き詳細
発行日時
2014-10-12 8:47
見出し
三浦さんのこと
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4008
記事詳細
三浦美津恵さん、 「稲架」 第三集のご出版おめでとうございます。 貴女とは、 いっとき句座を共にしました。 いつも身近な生活を詠まれていて、 多くを学ばせていただきました。 紙上で貴女の文章、 俳句など読ませて頂くたびに、 「美津恵さん頑張っておられるなあ、 私も頑張らなくては」 と励まされています。 今回の第三集を読ませていただき、 あらためて書くことは生きることなのだということを、 しみじみと感じました。 自分の今の想いを書き留めること、 それは生きていることの証しでもあります。 古今、 数知れぬ作家が、 数知れぬ文学作品を残してきたのは、 ひとえにこの想いでのことだったのでしょう。 今回、 発刊に寄せての荻野祐一氏の 「人は情けの下に住む」の言葉が、いみじくも 「稲架」 のすべてを言いえているように思います。 たくさんのお友達、 そして孫による挿絵、 発刊を祝う言葉の数々、 それは美津恵さんがこれまで正直に情け深く生きてこられたからこその賜物でしょう。 感銘を受けたいくつかの俳句をあげさせていただきます。 〈つばくろや遺品となりし鍬と帽〉このつばくろ (つばめ) はもしかしたら秋燕かなぁと想像しています。 南の国へ帰ろうとしている燕が別れを惜しんで舞っている。 そして亡きご主人の鍬と帽子が定位置に置かれている。 そんな情景が浮かびます。 〈色糸で雑巾刺して春を待つ〉色糸に作者の春を待つ気持ちがとても出ていていいですね。 何気ない日常から、 珠玉の俳句や詩や随想が生まれるのですね。 今後も御身体をお大切に、 ご健筆ご健吟をお祈り申し上げます。