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切り抜き詳細
発行日時
2014-10-12 8:40
見出し
線香と陶器がコラボ「香のうつわ」展 陶器まつりプレイベント
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8340
記事詳細
10月18、 19の2日間、 篠山市今田町内で開かれる 「第37回丹波焼陶器まつり」 (篠山市、 丹波立杭陶磁器協同組合など主催) の気運を高めようと、 同実行委員会 (大上正行実行委員長) は同町上立杭の 「立杭陶の郷」 で、 プレイベントとして3つの展覧会を催している。 なかでも淡路市の県線香協同組合とのコラボレーション企画 「香のうつわ」 展は初の試み。 15日まで。 開場時間は、 午前9時―午後5時。 期間中は無休。 「香のうつわ」 展は、 日本の線香の7割を生産している淡路島の線香職人 「香司 (こうし)」 と丹波焼陶芸家の共同企画。 以前から交流があり、 「同じ県内の伝統工芸品として、 互いに高め合い、 PRしていこう」 と催した。 陶の郷内の丹波焼展示即売所 「窯元横丁」 で開いている。 約20軒の窯元が約80点の香立てや香炉、 香合などを出品。 透かし彫りの技法でトンボや桜の花びらなどの形のスリットを施した香立てや、 炭化焼成で仕上げた重厚感漂う香炉のほか、 近世丹波焼の特色の一つで、 赤茶色に発色する赤土部釉を掛け、 登り窯で焼き上げたマツボックリや茅葺き民家をモチーフにした香合など、 作家の個性が見て取れる 「香のうつわ」 が並んでいる。 うつわと併せて、 香司が手掛けた70種類を超える線香も紹介している。 なお同展は、 まつりの両日にも、 約30軒の窯元が約200点を出展するグレードアップ版で開催。 線香と丹波焼の香立てをセットにした陶器まつりオリジナル限定コラボ商品 (50個、 1000円) も販売する。 大上実行委員長は 「これまでの丹波焼では、 あまり手掛けてこなかった 『香のうつわ』。 丹波焼の新たな可能性を表現した作品展として、 ぜひ見に来てもらえたら」 と話している。 このほかのプレイベントとして、 「レシピ55選」 と 「匠の技新作展」 を23日まで開催。 「レシピ―」 は、 好評につき、 昨年に引き続いて企画した。 55窯元のそれぞれのうつわに合わせてレシピを考案。 そのうつわと、 料理を盛り付けた写真を展示している。 うつわを制作した陶芸家と、 調理方法を紹介したレシピカードも用意。 まつりの当日にも陶器市会場で入手できる。 「匠の技―」 は、 丹波焼の8人の伝統工芸士の作品を展示している。 問い合わせなどは、 立杭陶の郷 (079・597・2034)。 陶器まつりで催すこのほかの主なイベントは、 次の通り。 【催し会場(陶の郷)】 丹波大茶会、 陶工の作業場を再現した 「陶の郷工房」、 飲食イベント 「うまいもん」 大集合!!、 チャリティーオークション、 兵庫の伝統工芸 「手しごと広場」 (丹波市青垣町の丹波布、 豊岡市の杞柳細工、 たつの市の天然皮革、 西宮市の和ろうそく) 【陶器市会場(今田支所前)】 40軒の窯元による丹波焼の販売、 丹波特産品と味覚フェア 【上立杭旧公会堂】 「竹炭珈琲ソラマメ」 による本格コーヒー喫茶、 丹波焼マグカップ展 【兵庫陶芸美術館】 特別展 「没後50年 板谷波山展」、 テーマ展 「丹波今昔物語パート2」、 セレクトショップ 「陶芸文化プロデューサーが選ぶ器」、 素焼きの皿作りや、 こけ玉作りが楽しめる体験コーナー 【こんだ薬師温泉】 まつり期間中は、 入浴ポイント2倍押し