パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で1台あたり年317円!!

オルビス

切り抜き詳細

発行日時
2014-10-2 10:58
見出し
「国鉄篠山線」で経済活性化 車両のパッケージで商品開発
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2098 「国鉄篠山線」で経済活性化 車両のパッケージで商品開発への外部リンク
記事詳細
 1972年に廃線になった 「国鉄篠山線」 の開業70周年を記念した事業を展開している市民グループ 「チームリボーン篠山線」 (松本剛代表) が篠山線の車両をかたどったパッケージの作製を企画し、 当時の篠山線6駅に近い店の商品を詰め、 10月1日から販売を始めた。 店を廃線ツアー客の拠点にしつつ、 地域経済の活性化を狙う。 現在は篠山口駅、 丹波日置駅、 福住駅の3駅のみだが、 今後、 6駅まで対象を広げる。 写真・10月1日から販売を始めた、 篠山線のパッケージ商品=篠山市網掛で  チームリボーンは、 2012年に 「篠山線廃線40周年記念シンポジウム」 を開いたり、 今年3月に丹波日置駅―村雲駅の間の北嶋集落付近にあるコンクリート橋跡で約6㍍のレールを敷く体験会を企画するなどしてきた。 また、 一般社団法人ノオトと連携し、 今年3月と9月に廃線跡を巡るツアーを実施したり、 福住の民家で見つかった当時の8㍉映像の上映会を催すなどしてきた。  チームリボーンは、 廃線跡ツアー客の休憩場所や食事場所の提供に加え、 各駅の魅力の付加価値を高めること、 地域経済への貢献などを目的にパッケージの作製を企画。 企画に賛同した、 「手作りケーキのお店アリス・篠山インター店」 (網掛) 店長の大江康児さんがパッケージ (横24㌢、 高さ8㌢、 奥行き9㌢) を作製した。 パッケージには、 美しい篠山線の風景画を取り入れ、 そのまま置物として使えるようにした。  同店は、 「丹波茶と黒豆ケーキ」 「住山ごぼうのガトーショコラ」 「黒豆のフロランタン」 などの既存商品を詰め、 「篠山産焼き菓子の詰め合わせ」 (1500円) として販売している。 このほか、 丹波日置駅近くの里山旬菜料理 「ささらい」、 福住駅に近いイタリア家庭料理店 「トラットリア・アル・ラグー」 でも、 それぞれ篠山線パッケージに入れた詰め合わせ商品を販売している。  また、 篠山線パッケージには、 各駅の駅舎や駅名板をかたどったカードを入れ、 各店の独自性を出した。  このほか、 廃線ツアーで、 駅跡が分かりにくいとの意見が出たことから、 当時と同じデザイン、 大きさの駅名板をノオトが作製した。  松本代表は 「今後、 廃線跡のガイドマップやブックを作成するなどして、 廃線跡やその周辺の魅力を発信していきたい」 と話している。