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切り抜き詳細
発行日時
2014-9-28 9:00
見出し
農作物被害2.7億円 30%以上の被害 小豆は市全体の2割
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2095
記事詳細
8月16日丹波市豪雨災害の農作物被害が確定した。 30%以上の被害を受けたほ場の被害額は市内全域で2億7429万円に達した。 最も被害が大きいのが水稲で1億6569万円。 市内の水田2925㌶の5・9%が被害を受けた。 最も被害が大きかった市島地域は100%被害の水田が50・2㌶に達した。 市島を除く市全域は27・6㌶。 特産の丹波大納言小豆は市の耕作面積295㌶の20・6%が被害に。 冠水によって根が弱ったのが原因で、 生育不良や枯れが生じている。 氷上町稲畑のどろこんこ会が栽培する5㌶は、 加古川の水位上昇で樋門を閉めたため、 内水がはけなくなり水没。 山南町奥の篠倉範久さん栽培の3㌶は、 加古川の水位が上がって畑に流れ込み、 一面が冠水した。 丹波黒大豆は耕作面積134㌶のうち8・2%。 氷上、 市島、 柏原などで被害が出ている。 丹波農業改良普及センターによると、 水没したのがちょうど開花時期で、 花が落ち、 さや数が少なかったり、 茎疫病にかかったりしているという。 市島特産の太ネギは耕作面積の35%、 有機野菜は34%が被害に。 新しい特産の黒ごまは市内全域で46%が被害を受けた。 市が同普及センター、 JA丹波ひかみの協力を得てまとめた。 共済があるのは水稲と黒大豆のみ。 冠水で成長が遅れた大納言小豆