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切り抜き詳細

発行日時
2014-9-25 13:26
見出し
句歴50年の集大成 初の句集を出版 青垣の足立さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8290 句歴50年の集大成 初の句集を出版 青垣の足立さんへの外部リンク
記事詳細
 青垣町小倉の足立頼昌さん (77) が、 句歴約50年の集大成となる処女句集 「谺 (こだま)」 を自費出版した (丹波新聞社印刷)。 50年間に作った句の中から410句を収録。 「自分も俳句をしようと、 こだまし合い、 俳句仲間が増えればという思いもあり、 タイトルを 『こだま』 にしました」 と話している。  足立さんは、 中兵庫信用金庫青垣支店に勤務していた1963年、 医師で俳人でもあった青垣町佐治の田村菁斉 (せいさん) さん主宰の 「柴栗句会」 に入会した。 「当時の支店長が、 銀行員も文化活動に親しむべきという考え方だったので」 と足立さん。 毎月第3水曜日の午後1時から開かれる例会に出席した。  喜寿を記念して句集を出版。 田村さんの葬儀に参列して作った句 「さつき咲く庭を離れる師の棺」 のほか、 「春雨やひと呼吸して書に返る」 「客の間に羽休めたる初つばめ」 など、 情景が浮かび、 哀歓がにじむ句が並んでいる。  足立さんは現在、 たんば青春俳句祭の実行委員長を務め、 青垣句会の指導にもあたっている。