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切り抜き詳細
発行日時
2014-9-25 13:13
見出し
石臼の穴から栗の木 4メートルに 県立ささやまの森公園
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2090
記事詳細
写真・石うすの中央に開いた穴から成長したシバグリ。 今なお成長を続けている=篠山市川原で 石うすから栗の木ニョキリ―。 県立ささやまの森公園 (篠山市川原) の玄関脇に飾っている石うすの穴から、 7年前に芽を出した 「シバグリ (柴栗)」。 今では樹高約4㍍にまで育ち、 幹の根元直径は石うすの穴の大きさを超え、 約10㌢にまで成長している。 来園者らは 「ど根性グリやで」 とおもしろがっている。 7年前に石うすの中央に開いた穴から、 ひょろりとした苗木が顔をのぞかせているのを公園職員が発見。 「クヌギやろか、 クリやろか」 と互いによく似ている葉を見て 「しばらく様子をみてみよう」 と放置した。 その後もすくすくと成長し、 いつしか幹は石うすの穴よりも太くなり、 今もなお変形しながら成長を続けている。 一昨年からは実を付けるようになり、 今年も30個程度の小さなイガグリがぶら下がっている。 同公園職員は 「栗が石うすを割って、 なお成長を続けるのか、 それとも栗が枯れてしまうのか。 勝負の行方を見守りたい」 としている。