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切り抜き詳細

発行日時
2014-9-25 13:11
見出し
球体ツリーハウス完成 悠遊の森のシンボルに 立命大生のプロジェクト
リンクURL
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記事詳細
写真・立命館大学の学生プロジェクトが造ったツリーハウス=柏原町大新屋、 丹波悠遊の森で  丹波悠遊の森(柏原町大新屋)内に、 立命館大学理工学部建築都市デザイン学科の学生らでつくる 「TAMBA MANUFACTURE PROJECT」 (40人) が、 竹を使った球体のユニークなツリーハウスを完成させた。 プロジェクト代表の河北諒さん=3回生・京都市出身=は、 「竹が朽ちてきたら新しいものと簡単に交換できる造りにした。 ツリーハウスを通じて丹波とのつながりを持ち続けたい」 と話している。  今月7日から19日まで施設のキャンプ場に宿泊しながら、 約2週間かけて製作した。  高さ6・2㍍、 直径6・6㍍のほぼ球体。 高さの半分の断面に床板を張っている。 森に浮かぶ母体をイメージし、 田中律子さん=3回生=がデザインした。 「中に入るとやすらぎや安心感を与えられるように」 と考えたという。 また、 放置された竹林がはびこって竹害問題になっていると聞き、 少しでも切り出して使おうと、 竹を素材に選んだ。  同プロジェクトは、 昨年3月から活動を開始した。 建築基準法の適用外になるツリーハウスの自由さにあこがれていた河北さんが、 学科生に呼びかけてプロジェクトを立ち上げ、 大学から50万円の資金を獲得。 丹波市の知人を通じて悠遊の森を紹介され、 実現に至った。 細見工務店 (春日町) の細見典行代表が、 技術面などの監修で協力した。  河北代表は 「丹波には、 都会では考えられないほどの広い場所があり、 ふれあった人はみんな温かかった。 施設のシンボル的な存在になればうれしい」 と話している。