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切り抜き詳細
発行日時
2014-9-21 8:24
見出し
通水再開で戻る日常
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3984
記事詳細
8月16日豪雨災害後、 断水が続いていた市島町前山地区の鴨阪、 尾端両自治会で17日、 通水が再開し災害発生から1か月で市内全域で断水が解消された。 車でお風呂に、 公民館に洗濯に通う、 重いポリタンク運びもなくなり、 住民からは、 やっと日常生活が戻ったと安堵の声が聞かれた。 給水に来る人がどれぐらい水をくむのか見ていたが、 100㍑はざら。 300㍑をくむ大家族もあった。 知らず知らずのうちに、 大量の水を使う生活になっていて、 それに慣れている。 自分が1日に何㍑の水を使っているのか、 計量したいと思った。 子どもが 「小」 の用を足した直後にトイレに入り、 水洗回数を半分にする、 化粧をしない、 など節水の努力を聞いた。 ある人は給水再開後、 ポリ容器に残った水を風呂に入れて使ったと話していた。 もったいなく捨てられなかった。 断水が解消されたことで、 避難先から自宅へ戻る人も出てくるだろう。 復旧の一つの節目になった。 しかし、 家を破壊された人たちは、 復旧してもなお、 自宅に戻れない。 平穏な日常生活が戻るよう、 励ましサポートする気持ちを持ち続けたい。(足立智和)