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切り抜き詳細
発行日時
2014-9-11 11:26
見出し
安全神話は通用しない
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3965
記事詳細
先日、 集落の役員の一人としてハザードマップに記載されている集落内の危険個所を見て回った。 その中には我が家を襲うかもしれない個所があった。 我が家は、 マップで示された土石災害警戒区域にある。 ▼土地を購入し、 新築したのは25年前。 土地の購入にあたって災害の危険性を考えなくはなかったが、 地価を購入の最大の基準とした。 地価の高騰が進み、 貨幣価値が異常な時代だったからだ。 時は移り、 今、 気象が異常な時代となった。 ▼今回の豪雨災害で 「丹波は比較的災害の少ない地域」 という神話が崩れた。 丹波の大方の地域が被害を受けなかったとはいえ、 いつ自分の家が災害に見舞われるかわからない。 そんな不安を与えるのに十分すぎる衝撃だった。 異常に対して安全神話は通用しない。 ▼東日本大震災は、 私たちに自然観や文明観などの転換を迫った。 「震災前」 「震災後」 と、 時代を区分しなければならないほどの転換点であった。 今回の豪雨災害も、 丹波に住む者にとっては大きな転換点となるに違いない。 ▼被災した知人が、 「最初は夢じゃないかと思ったけど、 2日たっても3日たっても、 そのままある土砂を見て、 これは現実なんだと思い知った」 と語っていた。 気象の異常はさらに増すだろう。 安全神話の生きた時代にはもはや戻れない。 それが現実だ。 (Y)