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切り抜き詳細
発行日時
2014-9-11 11:25
見出し
名物開発で地域に元気を
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3964
記事詳細
丹波市春日町の近藤栄一商店と氷上高校とが産学共同で開発した 「丹波栗きん豚」 が、 苦労の末に20年がかりで商品化にめどがついた (本紙丹波市版7日号4面)。 神戸で開かれた 「国際フロンティア産業メッセ2014」 にも出品。 「栗きん豚」 と聞いた人のなかには、 「和菓子かなと思った」 という人もあり、 親しみやすいネーミングが話題になった。 肉質の良さで有名なスペインのイベリア地方で育った豚 「イベリコ豚」 が、 ドングリを食べているのにヒントを得て、 ドングリと共通する成分を含む栗に着目。 全国ブランドの丹波栗のB級品とパイナップルの搾りかすを同時に豚に与えたところ、 与える前よりも肉質にうま味物質を多く含むことが分かった。 豚と言えば、 カツ丼、 トンカツ定食が定番で、 ほとんどの飲食店で味わえる。 栗きん豚が色々な店のメニューになり、 それぞれに新しい料理も開発すれば、 名物にもなるだろう。 若い層には、 カツサンドが受けるかも知れない。 名古屋の 「味噌カツ」、 加古川の 「かつめし」 のように、 丹波に来たら 「栗きん豚」 が年中食べられるとなれば、 観光客の増加も期待される。 今回の商品開発に際し、 同商店と氷上高校、 料亭 「大和」、 丹波栗生産者や地元スーパーアルティがかかわり、 中兵庫信用金庫春日支店がこれらを結びつける役割を果たしたことが注目される。 それぞれの地域で、 こうした仕組み作りができないものだろうか。 少子化、 高齢化、 そして災害と地域経済がダメージを受ける中、 丹波地域に点在する様々な素材に付加価値をつけた商品開発で、 地域を元気づけるモデルにしたい。「名物を生み出す力育つ夢」。(臼井 学)