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発行日時
2014-9-4 10:53
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判断材料になる冷静な議論を
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記事詳細
 篠山市の2つのハード事業について熱い議論が交わされている。  一つは、 城東グラウンド改修整備。 市合併時より野球の公式大会に使えるようなグラウンドに整備してほしいという要望などがあり、 観覧席やフェンス設置など総事業費約1億800万円を見込み、 今年度当初予算に設計監理費のみを計上。 議会は3月定例会で可決した。 その後5月に、 1億円以上の事業を審査する市民らの 「篠山再生計画推進委員会」 が満場一致で 「投資的事業の選定に適合しない」 と酒井隆明市長に答申し、 「白紙に」。 市は公開ミーティングを開くなどして市民の意見を聞き、 事業を約1000万円縮小して3日からの9月定例会に予算計上している。  野球関係者らは野球の振興を、 再生計画の委員らは今の財政状況下での優先性の低さを指摘している。  もう一つは、 市内で最も人口増加率が高い、 味間地区の認定こども園の一体施設の整備。 現在、 味間こども園は国道を挟み、 約500㍍離れた2カ所に設置されている。 市は一体施設を、 篠山口駅西側の市有地に新設する案と、 地域住民が里山整備を進める、 こども園に隣接する民有地で増築する案を昨年12月に表明。 いずれも事業費は約4億円規模。 住民や保護者に説明を繰り返し、 市は先月中旬までに、 議員や地元に新設案に絞ったことを表明。 しかし、 先月26日に新設候補地が未完成の調整池だったことが判明し、 白紙になった。  これから熱い議論が交わされる両事業だが、 市、 議会は論点を整理し、 冷静な議論を交わし、 市民に分かりやすい判断材料を与えてほしい。(坂井謙介)