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切り抜き詳細
発行日時
2014-9-4 10:40
見出し
独自のセンター開設 地元ならではの支援を 市島・竹田ボランティア
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2067
記事詳細
JR丹波竹田駅前のスーパー跡の建物 (丹波市市島町中竹田) に9月1日、 竹田小学校区独自のボランティアセンター (080・2502・3542) が立ち上がった。 被害のひどかった同町水西地区の住民が、 同地区公民館を復旧活動の拠点としていたが、 小学校区に範囲を広げ、 住民ならではのネットワークで必要な支援ニーズをつかみ、 ボランティアの派遣につなげる。 午前9時―午後5時。 竹田川に通じる水上川に土砂が堆積して水があふれ、 水西、 大森、 新道貝など、 国道175号沿いの集落で床上、 床下に水や泥が入る被害が出た。 水西に住む災害支援団体 「チーム神戸」 の丹波支部リーダー、 高橋典子さんが、 同団体に支援を要請。 建物は竹田地区自治振興会が、 資材などは市が提供した。 市社会福祉協議会が運営している市災害ボランティアセンターとも連携をとり、 ボランティアの要請と派遣のマッチングをはかる。 特に一人暮らしの高齢者、 高齢者世帯の被災者のニーズが伝わりづらい実態があるといい、 顔見知りの住民ならではのサポートにつなげる。 丹波支部リーダーの高橋さんは、 「佐用町で災害が起きた際、 1カ月以上も泥が入ったままの高齢者宅があった。 高齢者には見知らぬボランティアが家に入ることに抵抗を感じる方もおられる。 地元だからこそできることをやる」 と話している。 同日、 水西にボランティアに入った奈良県商工会議所青年部連合会長の吉崎芳哉さん (43) は、 「溝の泥をかき出し、 土のう袋に入れる作業をしたが、 いまだ手がつけられていないところもかなりあった」 と汗をぬぐい、 ボランティアセンターで休憩をとった。