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切り抜き詳細
発行日時
2014-8-28 13:51
見出し
自然の怖さと、人のつながりの強さをみて
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3948
記事詳細
ゴロゴロと雷。 胸が苦しくなるような雨がポツリ、 ポツリ。 思わず遠く前山と美和地区の方の空を見る。 雨が疎ましい。 8月16日真夜中、 父ちゃんは激しい雨が降る中、 消防団の召集がかかり出て行った。 その翌日から市島地域は変わった。 たまたまうちの地区は大きな被害はなかったが、 今だ断水している所や、 避難生活を余儀なくされている方もある中で通常通りの暮らしが申し訳ない。 翌日から2日間、 土石流に遭った知人宅へ父ちゃんはショベルカーを、 母ちゃんはスコップを持って泥のかき出しに行ったが、 最初に見た光景に、 何をどうしたら良いのかも分からず、 ただ自然の怖さに言葉が出なかった。 この状況を目の当たりにしたにも関わらず、 繁忙期でなかなか畑から離れられない。 ある人は炊き出しをしに、 救援物資の仕分けにと行かれているのに。 そんな中、 ある方が 「今自分のするべき事を、 出来る事を粛々と」 と助言してくださった。 数日後、 復旧作業をされている方の作業着を洗おうと再度、 知人宅を訪ねると、 たくさんのボランティアの方や有機農業仲間が来られており、 家の周りの土砂は随分、 綺麗にかき出されていた。 多くの人の繋がりで成し得ることの大きさに驚く。 帰宅後、 何度すすいでも泥水の中でクルクル回る作業着を見ながら、 復旧作業をされている多くの方の肉体的、 精神的苦労は自分の想像を絶するものなのだと感じる。 どうか一日でも早く、 豪雨災害で大きな被害にあわれた方に、 日常が戻りますように。 (古谷暁子・ブルーベリー農家)