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切り抜き詳細
発行日時
2014-8-21 11:12
見出し
「安全な地域」総点検を
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3943
記事詳細
「こんな雨の量は経験したことがない」 という複数の年配の人の声を聞いた。 丹波市内では、 崩れた裏山の土砂が人家をつぶし、 亡くなる人が出るなど痛ましい事態も起きた。 幸せな日常が一瞬のうちに崩れる。 自然の脅威をまざまざと見せ付けられた。 丹波地域は、 最近雹 (ひょう) の被害や台風11号の直撃もあった。 台風は直撃した割には、 被害も目立たず、 安心した直後だっただけに、 「まさか」 の感が強い。 災害復旧を最優先に取り組みたい。 国、 県の強力な支援を期待する。 以前から山の保水力が弱くなってきたという声を耳にしていたが、 保水量を超える雨が山地を洗い流した。 雨模様の天気が続き、 山の地盤もだんだんゆるくなっているという指摘もある。 山地崩壊の危険性はどこに潜むかわからない。 土質調査などによる原因の究明や予防対策も急務だ。 自然の猛威を前に住民の助け合いの例もみられた。 自治会の自主防災組織のメンバーらが各戸を回って住民の安否を確認するなど、 日ごろの取り組みの成果を発揮。 激しい雨の深夜に近所に声かけをした地域もあった。 消防団の役割も大きかった。 消防や行政、 住民の連携を密にし、 高齢者世帯などが安心感を持つ人力を機能させたい。 丹波地域は、 被災地に多くのボランティアを派遣してきたが、 今度は受け入れる番。 ノウハウを生かし、 ボランティアが動きやすい環境作りが欠かせない。 普段から防災用具を整え、 自らを守るという意識を高めておくことも肝心。 安全な地域という安心感を払拭 (ふっしょく) して、 危険個所の総点険を。 二次災害にも万全を期したい。「災害に心と力で守る里」。(臼井 学)