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切り抜き詳細
発行日時
2014-8-7 10:41
見出し
論語の精神
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3934
記事詳細
子(し)日(のたまわ)く。 学んで而(しこう)して之(これ)を時習(じしゅう)す。 亦(また)説(よろこ)ばしからずや。 朋(とも)あり遠方より来たる。 亦(また)楽しからずや。 人知らずして而して愠(うん)せず。 亦君子ならずや。 ▼ 「親子で楽しむ庄内論語」 の冒頭の1節。 「先生がおっしゃいました。 『学んだことをいつもおさらいして身につけていくことは、 なんとうれしいことではないか……たとえほかの人が認めてくれなくても不満に思わないで、 自分の信じる道を歩んでいく。 なんとすぐれた人物ではないか。』」 ▼山形県鶴岡市の元庄内藩校 「致道館」 で販売されていた。 江戸末期に藩主酒井忠徳候が創設、 明治に廃校になった後も建物が保存されただけでなく、 ここを拠点に 「個性尊重、 自学自習」 を旨とする、 萩生徂徠の徂徠学の教学が今日まで引き継がれている。 ▼地元のIさんは 「夏休みなどに素読の会が開かれ、 その時は意味がきちんとわからなかったが、 言葉は頭に染みついていて、 大人になってから色々と思い当たることがある」 と話した。 ▼同藩は官軍と戦った維新期、 領民たちがこぞって民兵として参加。 敗れて新政府から賠償金の支払いを命じられた際も、 寄付金を集めて賄おうと行動し、 感心した西郷隆盛が寛大な措置ですませたという。 月山を望む雄大な自然のもと、 こうした歴史を経ながら論語の精神が今に生き続けているようだ。(E)