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切り抜き詳細
発行日時
2014-8-3 8:27
見出し
黒豆を「グラノーラ」に加工 神戸に専門店がオープン
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8182
記事詳細
篠山の特産 「黒大豆」 を使ったシリアル食品 「黒豆きな粉のグラノーラ」 などを販売する専門店 「グラノーラスタンド」 がこのほど、 神戸市にオープンした。 麦やナッツなど栄養満点の食材にミルクをかけて食べるグラノーラ。 あわせて販売しているミルクは、 兵庫丹但酪農農業協同組合 (丹波市氷上町石生) の 「氷上牛乳」 と、 丹波地域の味が詰まった一品だ。 出店している男性は、 「グラノーラはいろんな野菜でつくれるので、 農家の方ともつながって、 丹波地域とグラノーラの良さ両方を伝えていきたい」 と話している。 写真・篠山産の黒大豆を使ったグラノーラ グラノーラは、 オーツ麦をメーンにひまわりやかぼちゃの種、 小麦の全粒粉、 アーモンド、 ドライフルーツなどに、 ハチミツとシロップを加えて混ぜ合わせて焼き上げたもの。 シリアルの一種で、 欧米では朝食の定番として親しまれている。 篠山市に隣接する京都府京丹波町出身の山下龍介さん (32) がオーナー。 スタッフの谷渕俊典さん (27) と切り盛りする。 近年、 日本でも普及し始めたグラノーラ。 山下さんらは、 よりおいしくて日本人の口に合うグラノーラをつくろうと試行錯誤を繰り返し、 7月に日本でも数少ない専門店のオープンにこぎつけた。 「生姜とイチジク」 「抹茶」 など、 さまざまな味のグラノーラを開発する中、 「和」 の象徴とも言える黒豆に着目。 山下さんが昔から買い物などにも訪れ、 学生時代の友人も多かったことから、 「丹波篠山産の黒大豆」 を使用することに決めた。 山下さんは、 「いろんな黒豆を試したが、 篠山産のものは風味が格段に違った」 。 氷上牛乳にも、 「同じ丹波ということもあったけれど、 何より飲みやすくてミルク感もしっかりあり、 素直に 『うまかった』」 と話す。 評判は上々で、 8月17日までは、 神戸市垂水区にある 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」 にも出店している。 黒豆きな粉のグラノーラは、 約1週間分で1100円。 同店 (078・599・8827、 中央区北長狭通7―1―27)。 木曜日定休。 ホームページ (http://www.granolastand.com/) から通販で購入することも可能。