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切り抜き詳細
発行日時
2014-7-13 9:05
見出し
小泉八雲と出雲千家
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3909
記事詳細
梅雨といっても、 今年は何か変。 突然短時間に大雨が降る。 サッカーも予選敗退であまりいいニュースはない。 そんなおり、 唯一明るいニュースが高円宮家の典子様のご婚約。 お相手は出雲大社第八十四代出雲国造・出雲大社宮司千家尊祐氏長男 「千家国麿」 氏。 典子様はきりりとした才媛、 国麿氏は素朴であたたかそうな方、 きっと良い御家庭をつくられることだろう。 千家の始祖は大国主命の家来「天穂日命(アメノホヒノミコト)」。 天照大神の第二子で、 葦原中国平定のために出雲の大国主命の元に遣わされたが、 大国主命を説得するうちに彼に心服してその家来になり、 地上に住みついて三年間、 高天原へ戻らなかった。 まあそのあたりは古事記伝に詳しく書かれているので、 興味のある方はぜひ読んでください。 先日、 俳人協会の鳥取支部吟行会が倉吉市の近くであり、 私の先生が講演された。 同行してその後松江を訪ねた。 松江は文豪ラフカディオ・ハーン 「小泉八雲」 がしばらく住んだ所で、 彼はここで小泉セツと結婚して小泉の姓を得た。 小泉セツは第七十五代出雲の国造千家俊勝の次男の玄孫 (ひまごの子) にあたる。 小泉八雲には三人の男の子と女の子合わせて四人の子がいた。 現在この八雲記念館の顧問をしているのが、 八雲の曽孫の小泉凡氏。 出雲の千家と八雲の家系は細い糸でつながっているのだ。 日本の文化をこよなく愛し帰化した八雲。 八雲は、 出雲の枕詞 「八雲立つ出雲」 にちなんで付けられた。 八雲はまた家族をこよなく愛した。 出雲は八雲にとっても縁結びの地であったのだ。