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切り抜き詳細
発行日時
2014-7-6 8:23
見出し
紫陽花(あじさい)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3903
記事詳細
紫陽花が、 今年はとてもきれいだ。 特に 「墨田の花火」 と 「城ケ崎」 の二種。 「墨田の花火」 は、 額紫陽花の園芸種として開発されたもの。 花茎が長く垂れて涼しげ、 初めて見たときは感動した。 「城ヶ崎」 は花が八重なのが特徴で、 こちらは今でもまだ珍しがる人も。 どちらも三十年前、 花好きだった義母と一緒に買ってきたもの。 生前、 元気だった頃は、 庭の手入れはすべてやってくれた。 最初は鉢植えだった二種類を、 家の前の道沿いに植えたところ、 株がどんどん大きくなった。 普通の紫陽花も挿し木から増やしては植え、 ちょっとした紫陽花ロードとなり毎年咲いてくれる。 咲き始めから最後の花まで、 切ってきては玄関や食卓を飾る。 氷水で水切りをすればよく水をあげる。 ここ十四、 五年前からだろうか 「柏葉紫陽花」 という白色で房状の大きな花を咲かせる種類が流行りだした。 近所の庭から一枝もらい挿し木したら、 三年目の今年初めて花をつけた。 ただし花が垂れるので支えが要る。 「墨田の花火」 も大きくなるが、 それより大きくなりそうだ。 葉が柏の葉みたいだからこの名が付いた。 色が白なのと、 葉の色がやや褐色で秋には紅葉するのが面白い。 その点、 「城ケ崎」 はそこまでは大きくならないのでありがたい。 伊豆の城ヶ崎に自生しているものなので、 この名がついた。 他にも城ヶ崎には紫陽花の原種がたくさんあり、 「伊豆四季の花公園」 では、 二百三十種以上の紫陽花が植えられているという。 現在 「あじさい祭り」 を開催中とネットに出た。 またしても行ってみたくなった。