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切り抜き詳細
発行日時
2014-6-29 8:29
見出し
蛍の神秘
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3896
記事詳細
月初めに丹波に帰省した時、 蛍はまだ出ていないと言われがっかり。 去年は六月の句会の後、 みんなで柏原川に観に行ったのに。 やはりその年ごとに違うようだ。 岐阜に戻ったら、 教会の句会の幹事から、 同じ句会員のお宅の周辺に蛍が出始めたという連絡が入る。 私は長く丹波の柏原教会の会員だったが、 母が亡くなってから、 地元のキリスト教会に会員として入れてもらった。 そこでぜひ俳句のクラスを始めてほしいと言われ、 今年で丁度三年目になる。 教会員で俳句に興味のある若い方たちと、 シニアの方、 教会員ではないけれど、 俳句がやりたい方等々、 ひと月に一度十人ほどが集まってくださる。 俳句の対象はその殆どが自然。 自然界ほど巧妙にできたものはなく、 草一本、 花一つの造化の不思議は、 まさに神様の創造と思える。 そんな俳句会で、 六月は美濃加茂市の奥に住む教会員の家へ蛍狩吟行をすることになっていて連絡が入ったというわけ。 丹波では雹が降り多大な被害が出た夜で、 こちらも雲行きが一時的におかしかったが夕立程度で済んだ。 着いて早速、 川原へ案内してもらう。 周りは植田で蛙の声ばかり。 水音とともに蛍がちらほらと見え始める。 雨上りの空には満月に近い月。 「今夜は明る過ぎるかも」 と言いつつ橋に立つと、 蛍が乱舞している。 一同声もなく立ち尽くす。 蛍の神秘はまさに神の創造の神秘だと実感、 その後、 句会もできた。 丹波の山南町では姫蛍が今年も出はじめ、 ホタル祭も開催されたとか。 この季節ならではの蛍、 その神秘をぜひ鑑賞してほしい。