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切り抜き詳細
発行日時
2014-6-22 8:26
見出し
環境大臣表彰を受賞「篠山市サギソウ保存会」 地域環境保全功労で
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8080
記事詳細
サギソウの自生地保護や増殖に熱心に取り組んでいる 「篠山市サギソウ保存会」 が、 環境大臣から 「地域環境保全功労者表彰」 を受けた。 同保存会会長の谷口次男さん (76) =篠山市西新町=は、 「これからはサギソウだけでなく、 サギソウをはじめとした絶滅危惧種の多い湿地植物全般を保全する活動を展開していけたら」 と話している。 全国の26人31団体が受賞。 11日、 東京都内のホテルで表彰式が行われ、 18日には、 谷口会長と同保存会理事の檜皮悦司さん(71)=同市今田町辰巳=が篠山市役所に行き、 酒井隆明市長を表敬訪問した。 同保存会は、 1992年に 「今田町サギソウ保存会」 として発足。 4町合併に伴い、 「篠山市サギソウ保存会」 に改称した。 現在、 市内の50―80歳代の54人で構成。 サギソウの自生地保護と増殖を活動の大きな柱にしている。 毎年、 自生地の雑草の草刈りや清掃活動を行っているほか、 啓蒙活動の一環として、 サギソウの球根を用いた栽培講習会を開いている。 また、 自生地から採集した種を、 篠山東雲高校や今田小学校と連携して、 無菌環境下の寒天培地に種をまき、 発芽・育苗する 「無菌播種」 を実施。 2年越しで育てた球根を自生地に戻す取り組みを行っている。 サギソウはラン科の多年草。 開発による湿地の減少や盗掘などで個体数が減少し、 環境省の準絶滅危惧種に指定されているほか、 県レッドデータブックではBランクに記載されている。 丹波地域では篠山市今田町内の3カ所に自生するのみ。 自生地の総面積は2000平方メートル程度という。 茎を高さ15―50センチほどに伸ばし、 8月下旬から9月上旬にかけて先端近くに1―3輪の白い花を咲かせる。 花の径は約3センチで、 シラサギが翼を広げた様に見えることからこの名前が付いた。 同保存会は、 2008年に県の 「ともしび賞」、 10年には県知事から 「環境保全功労者表彰」 を受けている。