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切り抜き詳細

発行日時
2014-6-19 14:53
見出し
丹波市消防団操法大会 6支団代表そろう
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8060 丹波市消防団操法大会 6支団代表そろうへの外部リンク
記事詳細
 6支団ごとに大会が開かれている丹波市消防団の消防操法大会。 同氷上支団と市島支団の消防操法大会が15日、 市役所北側駐車場、 スポーツピアいちじまでそれぞれ行われ、 市内6支団の代表が出そろった。 2年に1度のビッグイベントで、 ドラマが生まれている。 青垣支団では、 第4分団第2部が市内で最も古い旧式のポンプ車と小型動力ポンプで出場し、 悲願の初優勝を果たした。 春日地域でも、 第1分団第2部が34年ぶりに優勝した。 両部ら支団代表が技を競う市大会は7月6日午前8時から、 グリーンベル青垣で行われる。 ポンプ車の部の優勝部は、 8月3日に三木総合防災公園で行われる県大会に出場する。 ◆旧式装備で有終〈青垣支団4―2部〉  青垣支団の第4分団第2部 (足立哲部長、 山垣・遠阪) は、 ポンプ車、 小型動力ポンプとも1993年度の登録。 これまで優勝は未経験。 小型は廃止に、 ポンプ車はタンク車に更新される見通しであることから、 今の設備で優勝を、 と例年より早い3月から訓練を始めた。   「何かを変えないと勝てない」 と考え、 5月中旬に優勝実績が豊富な春日町野上野と同町多利を視察。 撮影させてもらった強豪の操法と自分たちの操法とを見比べ、 水を出すまでのスピード第一主義でなく、 選手全員の息の合わせ方や規律の重要性を学んだ。  選手は9人。 結婚して篠山や福知山で暮らす団員は通ったり、 実家に泊まり込んだりし、 大会前は午後7時から4時間練習した後、 2時間ビデオで動作を確認する作業を繰り返した。  青垣支団大会では最高の演技でダブル優勝。 選手以外の部員も抱き合って歓喜の涙を流して抱擁した。  入団以来、 6大会連続で小型の3番員を務めた足立雄一郎さん (32) は、 「最後の大会で優勝でき、 12年間の努力が実った。 みんなが一つにつながり感動した。 家族や仲間の支えに感謝の気持でいっぱい」 と笑顔。  足立部長 (40) は、 「まさか消防で感動の涙を流すことがあるとは」 とほほ笑み、 「地域の人に非常に喜んでもらえた。 練習を通じ、 信頼関係やチームワークが築け、 技術以外に全ての点が良かった」 と総括した。 ◆34年ぶりに優勝〈春日支団1―2部〉  春日支団の第1分団第2部 (岡田啓介部長、 下野村・木寺・惣山・西野々・奥野村) がポンプ車の部で、 34年ぶりの優勝を果たした。 過去の大会出場者が積極的にアドバイスを送るなど、 部員全員で協力して訓練に取り組んだ。  4年前の大会に出場した経験を持つ婦木健一郎さん (36) がリーダーシップを取り、 部員をまとめた。  前回大会では、 競技中にホースが破れて減点されるなど、 悔しい思いをしたという。 雪辱を果たすため、 同町内の他部の訓練を見学し、 良いと思った練習法を取り入れた。 両足のかかとを付ける 「気をつけ」 姿勢のとき、 足の角度が既定の60度となるよう、 金属板を60度に加工した三角形の道具を作り、 出場者の足にあてがい、 体に角度を覚えさせた。 「休め」 の姿勢では、 開いた足の幅が既定の25㌢になるよう、 同じ幅の道具を作り、 訓練に取り入れた。  岡田部長 (39) は 「結果を聞いたときは信じられなかった。 取り組んだ訓練が、 間違いではなかったと思った。 部で団結できたことが良かった。 今回の優勝で終わりではなく、 連覇を目指したい。 市大会ではすべてを出し切り、 精一杯取り組みたい」 と力を込めた。